敏感の彼方に

HSPエンジニアがお送りする、前のめりブローグ

子育てと教育

【父育児】子育てのゴールが見えてきた立場から思う家事とイクメンと私

ムスメAが中2、ムスメSが小5、ムスコNが小1になりました。苦節十数年のイクメン生活のゴールが見えてきたので(ATM としての役割は依然として残りますが)、「こだわらない」ことと「全面倒の 51%を引き受ける」という家事・育児哲学に基づいて過ごし…

作文の書き方|苦手な人・得意な人・下手な人・上手な人それぞれの方法

作文も日記も読書感想文も、大人であれ子どもであれ、得手不得手に関わらず、人間として生きている以上は避けて通れない関門です。「文章を書く」という行為には、「発想」「表現」という2つの大きなハードルがあり、それぞれの中に「事実の観察」「深掘り…

「大学に行く意味ない?」の答えが「悩むなら行っとけ!」となる理由

どこかのインフルエンサーが「大学なんか行く必要ない!」と吠え立てれば、それに呼応して大学要/不要論が盛り上がる。だけど、それに対する明確な答えは得られない。そもそも、大学に行く必要があるかどうかは、「大学に行く必要があったかどうか」という…

子どもの花粉症治療は夏~秋がおススメ!「免疫療法」の中身と対応病院

スギ花粉が飛散する春は、ひどい目のかゆみや腫れ、止まらないクシャミに悩まされ、大人も子供も通院が欠かせなくなります。現在は、点鼻薬や内服薬で目のかゆみやクシャミを抑えたり、鼻の粘膜のレーザ治療で症状を軽くしたり、といった「対処療法」が中心…

「勉強する意味」は、こんな本を読んで「コンテクスト」を理解すること

半年ほど前に登場して大きな話題になった書籍を再度読み返してみることにしました。今も売れ続けているようなので、衆目を集めるテーマなんでしょう。人工知能(AI)と人間の大きな違いは「読解力」であり、物事の意味を理解して、柔軟に新たな価値を生み出…

「魑魅魍魎が住む公立」に子供を進学させない私立出身の魑魅魍魎な父親

「公立には魑魅魍魎が住んでいる」とまで言われてしまうと、幼稚園から大学まで公立で過ごしてきた身としては、「うん、住んでるよ。それがどうした?」と、ついツッコミを入れたくなってしまう。子どもも保護者も先生も、得体の知れない化け物みたいなもの…

【中学生・夏の米国ホームステイ】1カ月の感想・成長・英語・注意点etc.

中学生の娘が米国ユタ州に旅立ってからちょうど1カ月後、たくさんの土産や土産話とともに、元気に帰ってきた。トラブルや困難も特になく、かなりスムーズなホームステイとなったのは、いくつかのラッキーが重なった結果だけど、その中で娘が感じたこと、帰…

勉強の「やる気」を出す方法は「なぜ勉強する?」を考えるのがコツ

誰でも、勉強の「やる気」が出ないと感じたことはあるでしょう。子どもであれば「中だるみ」の時期が必ずありますし、大人になってからも、仕事に必要な学習や資格の勉強において、「やる気」のスイッチがなかなか入らないことがあります。そんな時は、「な…

【パパの読み聞かせ】5,000 冊読んで気付いた微妙なこととおススメ絵本

子どもたちが生まれるまでは、絵本にこれっぽっちも興味なかったボクですが、この10年ほどで気付いたら、絵本を 5,000 冊(!)読み聞かせていました。それは、ただ「面白いから」なんです。そして、絵本を5,000 冊読んで、かなり微妙な、どうでも良いことに…

娘が米国ホームステイに持参した日本土産(百均・手作り品・食品・本)

ムスメAが米国ユタ州のホームステイ先に旅立って、1週間ほど経ちました。ムスメを送り出して落ち着いたことだし、ステイ先に持参した日本のお土産を記録しておきたいと思います。妹や弟も同じようにホームステイするかもしれませんので、そのための記録で…

相撲大会@嵐山|渡月橋の近くで夏に開催される「こども相撲」の様子

昨日(7/28)、異常な台風が迫って風雲急を告げる天候の下、京都・嵐山で第8回こども相撲大会が開催されました。小学生になってようやく参加資格を得たムスコも、嬉々として闘争心むき出しで出場することになりました。子ども相撲を観戦したのは久しぶりで…

[幼児教育]子供に言葉や計算を早々と教えて「冒険」の自由を奪うこと

『ちいさい言語学者の冒険』を読みました。「カニに刺された」「とうも殺し」「ぱんつくったよ」などなど、多くの幼児に共通のエピソードを通して、言語の世界を一緒に冒険できます。乳幼児には、言葉の「音」や数の「概念」というジャングルを、ひたすら彷…

【夏休みの工作】小学生の男の子(息子)と一緒に「地球儀」作ってみた

小学生のムスコが夏休みの工作で「地球儀を作ってみたい!」と言い出し、担任の先生にもそのように宣言して夏休みに突入してしまったので、面白そうだから一緒に作ってみることにしました。とくに男子は、地図や宇宙・地球が好きな子が多いですからね。ボク…

[旅立つムスメよ]子育ての唯一の答え「らしきもの」を感じた出発の時

中学生の娘が、米国ユタ州でのホームステイに向けて、昨日旅立った・・・。駅のホームに滑り込む新幹線。見送りに来てくれた人が半泣きの表情になっても、娘はニコニコしている。でも、十数年連れ添った身だから、何となく分かるよ。ニコニコしていないと、…

【書籍とマンガをプレゼント】米国のホームステイ先に紹介する日本文化

この夏、中学生のムスメAが1カ月ほど、米国ユタ州にホームステイします。ステイ先には、高校生の長男を筆頭に、一番下は3歳の女の子まで、6人もの子どもがいます。出発まで1カ月を切ったので、先方へのお土産(プレゼント)の1つとして、日本のカルチ…

【中学受験】子どもを守る「どう転んでも正解」という出口戦略の考え方

嬉々として中学生活を送るムスメAは、公立中高一貫校の受験(受検)でズッコケたため、地元の公立中学校に通っています。中学受験なんて、その後の人生で乗り越えるべき山々の1つに過ぎませんが、目の前に挑戦しがいのある山がそびえ立っているのに、それ…

【赤ちゃん】泣く理由が分かるアプリ「Chatterbaby」使い方|泣き声翻訳

赤ちゃんの泣き声から、泣いている原因を推定できるスマホアプリが登場しました! カリフォルニア大学(UCLA)の先生が考案したこのアプリでは、人工知能(AI)の機械学習を用いた独自のアルゴリズムで乳幼児の泣き声を解析して、「不機嫌」「空腹」「痛み」…

大人脳で考えても答えの見つからない「生きる意味」は子どもの中にある

1年ほど前に読んだ泉谷閑示さんの「仕事なんか生きがいにするな」が気になって、パラパラと再読してみました。精神医学から哲学、心理学、文学、宗教まで縦横無尽に駆け巡り、「生きる意味」が「子どもらしさ」の中にあることを示唆してくれます。子どもの…

Z会を「難しい」⇒「楽しい」に変える方法|小学生・中学生の通信教育

子どもが小学校に入って以降の7年間、親として「勉強はほどほどに」と言い続けてきた結果、子どもたちは、自主的かつ計画的に、学校の勉強や通信教育(Z会)の学習に取り組んでくれています。通信教育は、自主性や計画性を養うのにもってこいの教材ですが…

[ランドセル重すぎ!]正しい選び方と背負い方を購入・入学前チェック

【そのランドセルたぶん重すぎます|入学・始業前に計測を】この春、ムスコNが小学生デビューを果たします(ピース!)。ランドセルは、しっかりと「ラン活」済みです。そのランドセルですが、教科書のページ増の影響で、重量がかなり子どもの身体への負担…

暗記のコツ【英語】忘れにくい英単語の記憶術(受験・テスト対策)

「英単語」を効率よく覚えて忘れない記憶術のコツとして、認知心理学の考え方に沿った6つのレベル別に暗記する方法を紹介していきます。レベル1(初級)は単なる「丸暗記」なので簡単ですが、レベル6(上級)へと上るに従って、テクニックは難しくなりま…

Google マップでベビーカーや車椅子が通りやすいルートを案内する方法

ベビーカーや車イス、松葉づえ利用者が移動しやすいルート(経路)を検索できるようになってきています。Google(グーグル)が提供するアプリ「Google マップ」です。この記事では、Web版の「Google マップ」を使って、ベビーカーや車イスにおすすめのルート…

暗記のコツ【国数英理社】テストや受験までに効率よく覚える8つの工夫

受験勉強や普段の勉強の中で苦労したり工夫したりして若い頭に叩き込んだ膨大な知識・情報というのは、そう簡単に色あせるものでもなく、意外に何年も何十年も頭の中に残っているものです。また、受験勉強の中で身に付けた暗記法や記憶術というのは、社会人…

[関西の子連れ・日帰りスキー場]スキー歴 30 余年のオヤジのクチコミ

昨日、総勢7名で、今シーズン初のスキー・スノーボードを楽しんできました。朝9時から夕方16時ごろまで、スキーとスノボをトコトン満喫しました。これまでに外国や信州、岐阜県や滋賀県のスキー場で 30 余年の経験を積んできたオヤジが、子連れ(ファミリ…

[ゲームと子ども]依存症や中毒の防止に効果がある7つの夢中

去年のクリスマスにプレゼントした「ニンテンドークラッシックミニ」から、子どものゲームのハマり方に少し恐怖を覚えて、ゲーム依存・中毒にならないための「予防策」を考えることにしました。基本は、「ゲームをやらない時間を作る」ことなのですが、その…

ムスコが「住みたい」と言った京都市青少年科学センター|子連れで GO!

先日、ムスメSとムスコNを連れて、京都市青少年科学センター(科学館)に遊びに行きました。展示は、全館で 100 ほどもありますが、ここでは子どもたちが気に入った展示や、比較的新しい展示を中心に紹介します。センターのサイトでも確認できるのですが、…

「イクメン」が流行る何年も前からイクメンを実践しているエンジニア

福沢諭吉が米国から最初に乳母車を持ち帰ってから 150年。夫婦の家事・育児分担もテーマの1つであったダスティン・ホフマン主演の「クレイマー、クレイマー」が公開されてから 37年。「イクメン」が流行語大賞トップ 10 に選出されてから7年。いろいろあっ…

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