敏感の彼方に

HSPエンジニアがお送りする、前のめりブローグ

相撲大会@嵐山|渡月橋の近くで夏に開催される「こども相撲」の様子

 

 

昨日、異常な進路の台風が迫り、風雲急を告げる天候の下、京都・嵐山で第8回こども相撲大会が開催されました。

 

生まれた時から(?)相撲好きのムスコNも、小学生になってようやく参加資格を得ましたので、闘争心むき出しで出場することになりました。同じ小学校から、6名ほどの子どもが参加していました。

 

8時30分の開会宣言、主催者あいさつに続き、(なぜか)良縁の神様で有名な 野宮神社 の神主さんによるお祓い、

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京都府を代表する 化け物 キャラクタ「まゆまろ」の土俵入り(雲竜型だったと記憶しています・・・不知火型だったかな?)、

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高校生相撲部員の指導による準備体操、

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その後、高校生相撲部員2人の実演による、禁じ手やその他細かなルールの説明などがあり、かなり本格的なものです。国会議員の来賓あり、ギャラリーも数百人規模でした。京都を代表する観光地ですから、たくさんの外国人も興味津々で「SUMO レスリング」を観戦しにやってきていましたね。

 

自ら志願して出場する子、毎年常連の子、親が勝手に申し込んだ子、いろんなパターンがありますが、出番待ちの子どもたちは、誰もがかなり緊張した面持ちです。そりゃ、数百個もの目が自分に注目するわけですからね。緊張して当たり前です。当日に急用ができたり、出たくなくなったり、いろんな理由で棄権する子もチラホラ。

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そして、小学1年生から順番に、次々と対戦が行われていきました。

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ボクは、スポーツ全般、自分でやるのも観るのも大好きで、サッカーや野球はもちろん、ラグビーや陸上、スケートのほか、夏・冬オリンピックも欠かさず観るのですが、父親の影響で相撲も大好きです。

 

時間がある時は、ムスコNと TV 観戦して、その後2人で相撲の真似事をしたりしますので、ムスコNは、取り組みの流れを見よう見まねで把握していますし、相撲の取り方も結構サマになっていました。

 

そんな子ども相撲を観たのは久しぶりですが、すんごく感動しましたね。

 

というのも、「マイまわし」持参でやってきているような子は、学校や地域の相撲クラブに所属していて、当然それなりに強いわけですが、大抵の子は、大相撲などほとんど観たこともなく、練習もほとんどせず、当日初めて本格的な相撲をするわけです。

 

なのに、負けて悔し涙を流す子、勝って歓喜の涙を流す子、緊張感から解放されて涙を流す子、周囲の期待に応えられず涙を流す子、男女問わず、子どもの熱いスピリットや闘争心が会場中にほとばしるわけです。

 

こんなスポーツって、あまりないですよね? ちょっと前に蹲踞(そんきょ)の姿勢や立ち合いの仕方を習ったばかりの子が、一瞬の闘いの後、もう泣いてるんです。

 

自分1人の肉体だけを頼りに、どこの誰かも分からない相手と対戦するわけですから、まさに格闘であり、そうやって全身全霊を掛けて戦うからこそ、戦いが終わった後には、涙の1つも出てくるのでしょう。

 

知り合いの発達障害のお子さんも、あんなにたくさんのギャラリーの前に出ることすら難しいだろうに、頑張って出場していました。大人でも尻込みしてしまいそうな緊張感の中、すごい経験をしているなぁ、と感心するばかりです。

 

出場した小学生全員から、勇気と感動をもらえた一日でした。

 

お子さんをお持ちの方、

近くで「子ども相撲大会」などが開催されているようでしたら、是非参加してみることをおススメします。体格的に不利でも全く問題ありません。主催者が怪我のないように配慮してくれるはずですし、我が子の意外な一面を見られます。勝っても負けても、親子ともども、すごく良い経験になりますよ。

 

* * *

 

小柄なムスコNは、自分よりも大きな対戦相手ばかりの中、1回戦は勝ち抜きましたが、2回戦(事実上の準々決勝)で惜しくも敗退。泣きこそしませんでしたが、闘争心の持っていき場がなく、とにかく悔しそうでした。

 

当然のごとく、「来年も出る!」と宣言。

 

自分のスピリットと向き合ったり、自分の闘争心を確認できたり、悔しさを感じたり、相撲というのは、自分自身と深く向き合える良いスポーツだな、と改めて思いました。

 

 

 

 こ 

 

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