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塾なし中学受験【実況|その5】思春期12歳の決断と学校の宿題と習い事

 

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さてさて、塾なしで偏差値60超の公立中高一貫校に挑戦する小6のムスメSの学習スケジュールや勉強の様子、学校や模試の成績などを、受験当日まで実況中継しているわけですが、今回は「ムスメS(12歳)の決断」がテーマです。

 

思春期と受検

思春期とは、子どもが心身ともに大人へと変化していく時期のことであり、文学的には「青春」とも呼ばれますね。12歳前後~17歳前後に訪れるのが一般的なようです。

 

何歳ごろに訪れるかは個人差があるものの、ムスメSは、この夏休みを境に思春期の扉を開け、大人の階段を上り始めたように感じられます。生返事や気分の浮き沈みが多くなり、親に対する態度も、どことなく余所余所しいものになってきました。

 

いちおう覚悟はしていたものの、受検期に思春期が重なると、受検そのものに対して「なぜ?」という疑問が強く湧くようになり、勉強に対するハードルが高くなります。しかも、通塾せずに合格を目指す立場では、どうしても親子の密なコミュニケーションが必要になるわけですが、それに対しても思春期が大きな壁となって立ちはだかります。勉強の面倒をみる主担当は父親であるこのボクですが、娘との距離感がビミョーになってきて、汗をかきかき対応に追われる日々です。💦

 

もう、親の言うことを「はいはい」と素直に聞くムスメではなくなったのです。もちろん、さびしい気持ちも大きいですが、ここは彼女の成長を素直に喜ぶ場面です。大人の階段も、上ってくれなくては困りますからね。とは言え、この1ヵ月ほどで急速に進んだ思春期の中、受検までの残り5ヵ月ほどをどうしたものか、考えあぐねました。

 

親子の対話と決断

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結論を急ぎ過ぎるのはよくありませんが、かと言って、残された数ヵ月を宙ぶらりんの気持ちで過ごすのは、ムスメSの青春の過ごし方として、もっと良くないと判断し、ムスメSと膝を突き合わせて、気持ちを確かめることにしました。普段はふざけた父親ですが、いつになく真剣そうな態度に、彼女も応じてくれました。

 

確かめたいことはズバリ受検を続けるか、やめるかです。本人の気持ちが無いのなら、続けても仕方がないですし、それならそれで、中途半端に勉強するのではなく、遊びやスポーツや習い事などに精一杯エネルギーを使って欲しいと思うからです。

 

一方で、親としての意見も改めて述べました。それは、「目の前に山があるなら、回り道するのではなく、まずは登ってみよう」ということです。合否の結果は重要ではありません。それよりも、今後の人生で出会うであろう数多の山々に対して、「まずは登ってみよう」という自主性を養うのに、公立中高一貫校の受検は丁度よいと思うからです。受検勉強の当初から、ブレずに語ってきたことです。

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ムスメSはボクに似て、HSP(Highly Sensitive Person)の気がかなり強いので、情報が多すぎたり、「将来のためだよ」というような先のことを話し過ぎたりすると、それらの情報をすべて吸収しようとして、かえって混乱してしまうのではないかと考え、シンプルに目の前の「山」の話だけをして、ムスメSの反応を待つことにしました。

HSP とは、病名のことではなく、感受性が生まれつき強く、ちょっとした環境の変化や他人の気持ちにとても敏感なため、五感の強い刺激や他人とのコミュニケーションに圧倒され、すぐに疲れてしまうタイプの人を表す心理学用語です。

 

ただ、大人の階段を上り始めたとはいえ、所詮は小学生です。ほんの数ヵ月とはいえ、簡単ではない受検勉強と向き合うか、それとも親の考えとは反対に受検にサヨナラをするか、容易に決断できるものでもないでしょう。そう思って、「続ける?」と、山を登る方向に少し背中を押してみることにしました。自分がそうであったように、子どもが親に反抗することも1つの成長であり、大事なことだと思うので、ムスメSが本心を出せるように、なるべくフラットな気持ちと表情で背中を押したつもりです。

 

少し間を置いた後、ムスメSがボクの目を見て、「やる!」と言いました。

 

思春期 12歳の大きな決断です(正確には、まだ誕生日を迎えていないので、11歳の決断です)。親に対する忖度もないとは言えません。いや、あるはずです。そういう気持ちを少しでも強いているとするなら、ムスメSの頑張り以上にこちらが苦労して、最終的に合格でも不合格でも、どちらに転んでも何らかの成果が得られるように、彼女の重い決断に報いてあげねば、と思う今日この頃です。

 

学校の宿題

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ムスメSの担任は、教育熱心な熱い先生です。自ら被災地のボランティア活動に参加したり、沖縄の辺野古を訪れたり、国内外を問わず戦地跡を訪問したりして、その様子を子どもたちに話してくれます。SDGs や世界平和に関する造詣も深く、地球規模の視点を子どもたちに授けてくれます。その分、宿題も多いです。

 

ムスメSは、ブツブツ文句を言いながら宿題をこなす日もありますが、いつの間にか SDGs の 17項目を諳んじられるようになっていたり、長文から短文まで毎日のように課される作文の課題のおかげて、200字程度なら難なくスラスラと文章が書けるようになっていたり、生きていくための技術や能力をたくさん身に付けさせてくれていることも事実です。まぁ、ムスメSの気持ちもよく分かりますけどね。ボクも同じ立場なら、毎日ブーブー文句を言ってると思いますのでね。

 

そんな担任の先生ですが、(意外にも)中学受験に対する理解もあり、1学期の個人懇談でツマがムスメSの受験予定を話した際には、「柔軟に対応します」と言ってくれたそうです。

 

なので、近いうちに先生と掛け合って、2学期以降は、ムスメSが受験勉強にシフトするため、宿題をある程度免除してもらうように、お願いすることになっています。具体的には、いわゆる「ジシュベン(自主勉強)」を受験勉強に代えることで、提出を免除してもらうようにします。たぶん、理解を示してくれると思います。

 

小学5年からの担任ですが、この1年半の間、しっかりと成績を修めてきていますので、その信頼がこういう時に力となってくれることでしょう。

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習い事

ムスメSは、ピアノ、アトリエ、英語創作劇教室という3つの習い事に通っています。

 

姉のムスメAに倣い、受験中も自然体を貫くことにしていますので、いずれも休会・退会することなく続けています。その方針は今後も変わりません。

 

アトリエは、毎年11月の展示会に向けて、ほぼ自由に作品を製作表現していくだけですので、勉強のストレス発散にもってこいです。ピアノも、先生にお願いして、この1年は「上達」よりも「楽しさ」を優先してもらい、勉強の息抜きになるように配慮してもらっています。ピアノは、放っておいても自分で練習していますので、ムスメSはかなり好きなんだと思います。ただし、楽しいことでもストレスは溜まると言われますので、適度に休んだり、手を抜いたり、無理のないようにアートを利用していきたいところです。

 

英語創作劇教室は、担当パートの日本語と英語を覚えて舞台に立つことになるため、ピアノやアトリエよりも負担感は強いはずです。なので、こちらも交渉して、今冬の発表会は、担当パートをなるべく少なくしてもらいました。

 

まずは以上のように、2学期から本格化する受験勉強の環境を整えました。

 

 

 

つづく

次は、国語(説明文&物語文)の長文読解と作文の対策について、大切なことをまとめます。

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