敏感の彼方に

HSPエンジニアがお送りする、前のめりブローグ

日本株・iDeCoを筆頭に資産運用絶好調 前月比+90万円【3月投資実績】

 

 

 

長期の積立投資を基本に、株やETFや仮想通貨で少し遊びながら、余裕資金で楽しく投資を行っています。その結果を毎月、簡単に記録していきます。投資に費やす時間を最小限に抑え、本業を疎かにしないように心掛けています。

 

【投資の基本姿勢】

  1. 手取り所得の25%前後を計画的に蓄える(基本は長期投資)。
  2. 少なくとも半年分の生活費は確保しておく(それ以外が運用資金)。
  3. 損してもよい額の3倍までを運用の目安とする(最大で1/3ぐらい損する可能性)。

 

外国株・ETF(楽天証券)

2021年2月から米国株および中国株のアクティブ運用を開始しました。

 

 

3月は、雇用統計や CPI(消費者物価指数)が上振れて緊張感が一瞬走りましたが、FOMC(政策金利決定会合)で利下げの見通しが語られたこともあり、2月に続いて堅調な相場となりました。

 

結果的に、ダウ平均株価指数が+2%、S&P500指数が+3%、ナスダック総合指数が+2% 前後の上昇です。これに対して為替は、日銀が大規模緩和の解除を決定する一方、「緩和的金融環境の継続」が確認されたため引き続き円安が進み、最終的には先月比 1%ほどのドル高となりました。

 

このような地合いの中、ボクのポートフォリオ(PF)は円ベースで+7% と、指数を超えることができました。パレスチナ・イスラエル紛争などで荒れる中東情勢に対して、石油供給の代替となる中南米の Vista Energy(VIST)を保有し続け、先月末から10%以上の上昇。また、コインベース(COIN)が先月の 60%上昇に引き続き、30%の上昇。MU・PRCH・IOT なども決算を順調にこなして上昇となりました。10月から少しずつ買い増してきた金鉱(SBSW)も、利下げを見据えて底を打ったように見えます。一方、バイオ銘柄の ARDX は 20%の下落となりましたが、依然として +10%/月のペースは上回っています。

 

3月末時点では、個別株は SBSW ・COIN・PLTR・UBER・APP・IOT・PRCH・ARDX・MU・TRMD・VISTの11銘柄、ETFは EDV・TMF の2銘柄を保有しています。SBSW は買い控え、代わりに TMF を買いました。利下げを見据えつつ、リスク分散を図ります。

 

基本的には、上昇傾向(かつ好決算)の銘柄(または、上昇の可能性が高いバリュー銘柄)を購入し、トレンドに従って規律を守ることで無駄なトレードを減らし、機会損失や手数料のロスを抑えられるように心掛けています。

 

中国(香港)株は、2021年12月にすべて売却して以来、現在はノーポジションです。

 

日本株・ETF(楽天証券)

楽天証券で単元株の取引を行っています。トレード方法は、数日~数ヵ月の短中期で上昇銘柄のトレンドに乗る、いわゆる「モメンタム投資」が基本ですが、デイトレも行います。成長を見込んで長期保有する場合もあります。

 

 

日経平均が+3%と上昇(月足で史上最高値)、一方のグロース250が-3%と下落の中、ボクのポートフォリオ(PF)は先月に続いて +15% と、またしても指数を大きく上回ることができました。過去最高の含み益です。

 

2023年6月から保有継続中の「霞ヶ関キャピタル」が押し目を作って最高値を更新し、PF に大きく寄与しました。2023年10月の底で買った「M&A総合研究所」は、CEO の株式売却で 20% ほど急落しましたが、月末にはほぼ元通りです。また、下落で仕込んだ「ライフネット生命」が見事に上抜けとなりました。

 

3月末時点では、「霞ヶ関キャピタル」「M&A総合研究所」「ライフネット生命」の3銘柄を保有しています。

 

暗号資産(DMM)

イーサリアム(ETH)のアップデートや ETF 上場の可能性に魅力を感じ、ダメもとで始めてみることにしました。ビットコイン(BTC)よりも利用価値があり、リップル(XRP)より安定してそうな点も、イーサリアム選択の理由です。

 

 

リスク回避としてゴールドとともに買われたり、非常に予測しづらい資産の1つです。1月にビットコインの現物投資型上場投資信託(ETF)の取引が開始された影響で暗号資産全体の需要が増え、順調に上昇しています。月半ばには、2021年11月の最高値を更新しました(その後いったん下落)。

 

暗号資産については、今のところ何の後ろ盾もないため、ボラティリティが非常に高くなってしまいますが、少しずつ不況時のゴールドの役割を担うようになっていくのではないか、という見立てもありますので、半永久的にグリップするつもりです(税率の高い「雑所得」から外れることも期待してます)。

 

エンジェル投資(ファンディーノ:FUNDINNO)

国内シェア No.1 の株式投資型クラウドファンディングです。いわゆる「エンジェル投資」で、将来性のあるビジネスを応援して成長を楽しみながら、IPO や M&A などイグジットした際のリターンに期待する投資です。

 

出資した6社のうち2社は事業の継続が困難となり清算されてしまったため、現在は「ダブル技研株式会社」「リンクトラスト・ペイ株式会社」「ユニクス株式会社」「LIVER株式会社」の4社に出資しています。

 


今月も特に動きはありません。

 

いずれの案件も、2025年ごろのイグジットを想定しており、それまでは損益ゼロで記載します。財務状況やマイルストーンもさることながら、そのサービスや技術が本当に必要とされているのかどうか、それを伝える経営陣のパッション、なども大きな判断基準になります。自分自身の「目利き」力を試すのに丁度良いプラットフォームです。

 

ソーシャル融資(クラウドクレジット:CROWD CREDIT)

いろんな国のローンに投資する、いわゆる「マイクロファイナンス」です。1~3年単位の貸付で、年率10%前後の利息が付きます。

 

「アフリカ未電化地域支援」「欧州フィンテック事業者支援」といったファンドに出資しています。

 

 

貸し倒れや為替のリスクが少なからずあり、元本が保証されるわけでもありませんが、お金を必要とする人や事業に投資する社会的意義を考慮して、試験的に出資しています。

 

クラウドクレジットは、出資時と償還時の為替差が損益に大きく影響するため、ファンドの内容もさることながら、1~2年後の為替状況を加味する必要があります。為替ヘッジまたは円建てを基本に、たまに高利回り案件で外貨建ての冒険をするのが楽しいですね。外貨建てなのに低利回りでは、リスクに見合いません。

 

ロシアによるウクライナ侵攻をはじめ、為替リスクに加えてカントリーリスクも考慮しなければならず、かなり難易度の高い投資ですね。現在運用中の2ファンドが元本割れの可能性もあり、最終的には含み損益 ±0あたりで着地しそうです。

 

積立投資信託(楽天証券)

eMAXIS Slimシリーズの「米国株式(S&P500)」「先進国株式インデックス」「新興国株式インデックス」「全世界株式インデックス」「楽天レバレッジ NASDAQ100」の5銘柄の合計です。

 

 

米国や先進国の株価インデックスが中心のため、3月の指数上昇の恩恵を受けました。過去最大の含み益を更新しています。

 

1月末に現金が必要となって半分を売却しましたので、現在は、これまでに蓄積してきた含み益だけでほぼ運用している状態です。市場をじっくり観察しつつ、また少しずつ積立額を戻していきたいところです。

 

世界の安定と秩序がそれなりに保たれているうちは、いずれも長い目で見て上昇し続ける銘柄だと思います。今後、積立とは別に、割安感が出たタイミングで買い増す予定もあります。

 

ロボ積立(テオ:THEO)

ご存知のロボアドバイザーです。手数料は安くないですが、アセットリバランスが自動化されており、時間を掛ける必要のない点が非サラリーマン(フリーランス等)向きです。投資に時間を割きたくない「時は金なり」的な人にはおススメでしょう。

 

 

2023年3月末に全額出金していったん振り出しに戻りましたが、積立は淡々と続けています。

 

米国や先進国の株価上昇の恩恵を受け、少しずつですが含み益を伸ばしています。

 

確定拠出年金 iDeCo(楽天証券)

外国株式「楽天・全米株式インデックス・ファンド」「たわらノーロード 先進国株式」に 50%、国内外株式「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」に 30%、外国債券「たわらノーロード 先進国債券」「たわらノーロード 先進国債券<為替ヘッジあり>」に 10%、国内株式「三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド」「たわらノーロード 日経225」に 5%、国内債券「たわらノーロード 国内債券」に 5% を設定しています。

 

 

老後の大切な資産になります。


先進国や米国の株式がポートフォリオの中心になっており、日本株も上昇していることから、元本に対する含み益が 60% を超えました。当然、過去最大の含み益です(わずか1年で驚くべき膨張です)。いずれにしろ、淡々と積み立てていくだけです。

 

小規模企業共済

現時点の評価額は分かりませんが、中小機構の「加入シミュレーション」のページで、月額掛金と納付月数とを用いて評価額の目安を計算してみました。

 


最終的にどれだけの利益が得られるのかは分かりませんが、この共済は全額、所得控除の対象ですから、単利計算で10%程度の利息がつくのと同じです。しかも、一定期間以上(確か20年以上)積み立てれば、元本が保証されます。なので、この小規模企業共済と iDeCo は、老後の大切なお金になります。 

 

複利換算だと全体で年利2~3%といったところでしょう。

 

 

 

まとめ

以上、2024年3月分の運用状況をまとめてみました。

 

全体としては、前月比+90万円という結果です。

 

日本株(霞ヶ関キャピタル)と確定拠出年金(iDeCo)の寄与が大半となっています。この1年だけ見ると、資産運用のみで 500万円以上の利益(含み益)が出ています。資産運用の重要性を強く感じる日々です。

 

投資に関しては、依然として素人ですから、何の参考にもならないと思います。運用状況を自分で把握するためにまとめたものですが、面白いので公開してみようと思いました。可能であれば、何十年後かに現役を引退するまで、内容を更新していきたいところです。

 

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