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【カメ日記】癒し系の代表選手「銭亀」を飼い始めた🐢飼育と成長の記録

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新型コロナウイルスの閉塞感を癒してもらおうと、小学生のムスコNが以前から欲しがっていた亀を飼うことにしました。近所の川や田んぼでも捕まえられそうですが、今回はペットショップに 1,700円を払って、我が家にお招きすることにしました。

 

何にしろ爬虫類初心者のため、一番お手頃価格で馴染みもある「クサガメ(臭亀・草亀)」が良いと考え、その赤ちゃんである「ゼニガメ(銭亀)」を買い求めました。

 

子どものころ、夜店で買ってもらったものの、いつの間にか世話をしなくなり、そして、いつの間にか姿も見かけなくなってしまう(逃げたのか?死んだのか?)、という都市伝説的な生き物である、あの「ゼニガメ」です(「ミドリガメ」のパターンもあり)。

 

ボクもそのような経験をしましたが、大人として飼ってみると、子どもの頃とは別の視点が生まれて、気付いたこともたくさんありましたので、飼育記録としてまとめてみることにしました。当初は渋っていたツマも、完全に癒されちゃってます。驚くべき癒し効果です!

 

 

 

「クサガメ(ゼニガメ)」とは何者か?

クサガメは、カメ目イシガメ科クサガメ属の分類で、漢字では「臭亀」と書きます。危険を感じると肛門付近の臭腺から臭いを出すためです。「草亀」とも書かれますが、これは当て字ですね。「臭亀」よりも「草亀」の方が印象が良いため、そのように表記しているのかもしれません。

 

以前は在来種とされていましたが、江戸時代以降に中国や朝鮮半島から持ち込まれた可能性が高いため、現在は「外来種」の扱いとなっているようです。野生化したクサガメと、日本固有種であるイシガメとの交雑も問題になっていますので、最後までしっかりと飼い続ける覚悟が必要です。

 

6~7月にかけて生まれ、半年で 10cm 前後まで大きくなり、1年で 15~20cm まで成長します。その後、オス(♂)で 20cm 前後、メス(♀)で 30cm 前後まで成長します。この大きさで、平均して20年、最長で40年ほども生きるそうです(ボクの方が先に逝くかも・・・(*'▽') )。最初は小さくてカワイイのですが、すぐに巨大化して長く生き続けるため、それも見越して買う/買わないを決めましょうね。

 

クサガメの購入

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上に書いたように、ペットショップにて 1,700円で購入しました。それなりの規模のペットショップであれば、ほぼ間違いなく販売していると思います。

 

中国生まれで、生後1ヵ月、性別は不明。帰宅後に自宅で測定してみたところ、甲羅のサイズが3cm、体重は8g でした。これが半年で 10cm にもなるとは、ビックリです。

 

クサガメの飼育環境

まだ小さいので、自宅にあったプラスチックの飼育ケース(250W×150D×150H(mm))を活用しています。小魚や昆虫などを飼うためのアレです。ケースの大きさの目安として、「甲羅サイズの5倍程度」とペットショップで教わりました。

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今回新たに購入したものは、浮石(写真の茶色)と、ろ過装置(噴水)のみです。それぞれ千円前後だったと記憶しています。カメを扱っているペットショップなら、必ず置いてあるような品物です。陸地は、日光浴(いわゆる「甲羅干し」)によってビタミンDを生成したり、皮膚病を予防したり、体を温めたりするため、絶対に必要です。ろ過装置(フィルタ)は、水替えの手間を少なくしたい場合に便利です。必須ではありませんが、フン💩は結構出ます。

 

写真中の砂利、亀の置物、白い貝殻、草は、すべて自宅にあったものです。草は、水草ではなく、庭に生えていた適当な草で、一週間ぐらいは水中に入れておいてもキレイです。香りの強い草木や、成分が水中に溶け出すような草木は、水が汚れてカメに良くないでしょうから、そうじゃないものを適当に選んでます。

 

水の深さも適当です。最初は浅めにしていましたが、一週間ほどで住まいに慣れてきたので、体長よりも深くしています(今は、砂利の上から水面まで、5~6cmぐらいです)。その方が、水に潜って遊べるため、本人も楽しそうです。

 

観察していると、たまに砂利を口にくわえて遊んでいます。エサと間違えて飲み込んでしまうことも考えられるため、砂利を入れる場合は、口に入らない大粒の砂利にしましょう。

 

その他、水中ヒーター・スポットライト・温度計(適温を保つため)や、紫外線灯(日光浴のため)も販売されていましたが、特に購入していません。理由は、「なるべく自然に近い環境で育てたいこと」と「なるべく安く済ませたいこと」です。

 

温度に関しては、少なくとも夏の間は問題ないでしょう。日光浴については、昼間はケースに入れたまま屋外に出しているため、これも問題ないでしょう(【注意】最近の窓ガラスは紫外線防止効果が高いため、屋内では紫外線が不十分です。とは言え、直射日光の浴びすぎも危険ですので、適度な日陰が必要です。また、小さいうちは、猫やカラス、ヘビなどに狙われますので、フタをしっかりと!)。

 

以上のような飼育環境で、今のところ何にも問題ありません。

 

クサガメの飼育方法

エサは、同じくペットショップで売っていた(株)キョーリンのカメ専用人口餌「カメプロス」というのを与えています。水の汚れやニオイを抑える成分が入ってるみたいです👍。これを1日1回(子亀の場合は1日に2~3回)、数分で食べきれる量を与える、と容器に書いてあるので、その通りにしています。大きくなったら、2日に1回でも大丈夫みたいですし、一週間やらなくても大丈夫と書いてある記事もよく見かけますので、人間なんかよりも余程強いんでしょうね。

 

甲羅を形成するためのカルシウムとして、たまにシラス干しも与えます。

 

雑食性なので、人口餌を食べない場合は、キャベツやニンジンなどの野菜、コオロギやミルワームなどの昆虫、乾燥エビなどの肉類を与えて慣らしつつ栄養に注意しながら、少しずつ人口餌に移行していく方法もあるようです。とにかく、よく食べます。

 

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食べちゃうぞ~

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アグッ!

一番大変なのは、水の交換です。フンをよく出すので、ろ過装置(フィルタ)を使用しない場合は、2~3日に1回の頻度で水換えします。夏場はニオイが気になるので、余裕があれば毎日でも交換してあげたいところです。

 

ろ過装置(フィルタ)を使う場合は、一週間に1回の水換えで良いそうですが、やはりニオイが気になるので、我が家の場合は一週間に2回交換しています。そのうちの1回は、砂利やろ過装置をすべて取り出し、タワシでこすって付着したヌメリを取り除きます。甲羅には徐々にコケが生えて、放っておくと取れにくくなるみたいなので、ケースの掃除のついでに、甲羅を指で軽くこすってあげます。

 

使用する水は、我が家の蛇口には浄水器が付いていますので、それを通した水を使っています。たまに子どもが間違えて、水道水をそのまま投入していますが、まったく問題ないようです。とは言え、個体差もあるでしょうから、気になる方は、汲み置きした水を使用したり、市販のカルキ抜きを使用する手もあります。

 

水質は、以下に書く「病気」の大きな要因となりますので、大変ですが頑張りましょう。

 

また、うちの子は定期的に陸に上がって甲羅干しをしているので大丈夫ですが、中には、あまり上陸しない子もいるらしく、カルシウム不足や皮膚病のリスクが高くなります。そのような場合は、定期的に水から出して、半強制的に甲羅干しさせた方が良いそうです。

 

クサガメの癒しポイント

性格は個体差があって、すぐになつく子もいれば、そうでもない場合もあるようです。うちの子は幸い前者で、自宅に連れてきて2~3日後には、愛嬌を振りまくようになりました。

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気持ちいい~ ♪
  • 誰かが水槽に近づくと、カメも寄ってくる。
  • ムスコNがカメの名前を呼ぶと、水から顔を出す。
  • お腹が空いた時には、水中で二本足で立って、エサを待ち構える → エサを投げ入れると、嬉しさのあまりジタバタしまくって、そのまま仰向けに倒れる。
  • 上の写真のように、噴水を浴びながらじっと目を閉じている。
  • たまに、あくびする。
  • 夏場は、噴水の音が室内に響き渡り、涼し気で気持ちいい。

 

のんびりと過ごす姿は、この忙しい社会の真逆です。見ているだけで癒されます。一日中見ていても飽きません。飼い始める前は、こんなにもカメに癒されることになるなんて、まったく思いもしませんでした。きっかけをくれたムスコNに感謝です。そのムスコNも、年下のきょうだいが初めてできたことで、少ししっかりしてきました。

 

クサガメの病気(カビと脱皮の見分け方)

この記事を書くきっかけにもなったことですが、飼い始めてから10日後ぐらい(7月中頃)に、首や手足の付け根あたりが白くなっていることに気付きました。ネットで調べてみて、「水カビ」か「脱皮」のどちらかだろう、というところまでは分かったのですが、その2つを判別する決定的な記事や写真がなく、2~3日やきもきしました。カビだと、処置や治療が割りと大変なようですし、獣医に掛かる費用もばかになりません。

 

水カビの可能性を考え、少しでもひどくならないように水を毎日替え、免疫を高くするため、外気温や水温が低くなり過ぎないように注意して、経過観察してみることにしました。

 

そして、最初に白いものを発見してから4~5日後に、以下のような状態に気付きました。首や手足の根本部分の皮膚が白くはがれて、水中をヒラヒラと漂っているのです。カメ君の元気も特に消失していませんし、食欲も増すばかりです。これは、「脱皮だ!」と確信しましたね(その後、ひと通り全身の皮膚がむけました 😅)。

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脱皮中ぅ~

水カビだと、首や手足以外に、顔や甲羅にも綿毛のような白いポツポツが現れるようですが、今回は、首や手足の付け根部分が3日前後で一気に白くなり、その2日後あたりから皮がむけていきました。個体差や飼育環境の影響もあるでしょうが、生後1ヵ月半の時点で脱皮が起こる、ということが分かりました。同じように「カビ」か「脱皮」かで迷っている誰かさんへの参考情報になれば幸いです。

 

水カビのような皮膚病を予防するには、やはり水質の確保と適度な日光浴が必要です。そして、このような病気以外にも、以下のような症状が出ることがあるみたいです。よくわからない場合は、ひどくなる前に獣医や専門家に相談しましょう。

  • 甲羅の白化:水不足による日焼けが原因 ⇒ 水量を増やす
  • 甲羅のカサカサ:水質悪化 or 日光不足が原因 ⇒ 水質改善 or 日光浴
  • 目が腫れて開かない:冬眠後のビタミンA不足が原因 ⇒ 獣医に相談

 

クサガメとの付き合い方

ペットショップで教えてもらったことですが、人間とカメ(爬虫類)との共通感染症として、サルモネラ症などがあります。いくら可愛いからといって、動物との「密」すぎる関係は、お互いのためによくありません。予防法を書いておきます。

  1. 顔(目元や口元)の近くにカメを近づけ過ぎない。
  2. フンや残ったエサは早めに取り除く
  3. 定期的に掃除して清潔を保つ
  4. カメや飼育ケースに触った後は、しっかりと手洗いする

 

これぐらいを守れば、極度に恐れるものではありません。

 

 

 

秋以降の飼育計画

生まれて1年目(満0歳)は、冬眠で失敗する可能性が高いため、屋内飼育を続けます。「自然界では1年目から冬眠しているじゃないか!」という意見が聞こえてきそうですが、それは「たまたま生き残った亀」なんです。自然の中で生きる子亀は、冬眠でたくさん死にます。ごく一部の強い子だけが親亀になれるのです。

 

ですので、秋以降は、ヒーターと温度計を入手して、水温が下がり過ぎないようにします。

 

日光浴については、太陽光の入りやすい窓際に置いたり、暖かい陽気の日にはケースごと外に出したり散歩させたりして、補っていこうと思います。今のところ、紫外線ランプを購入する予定はありません。

 

カメ

 

来春以降の飼育計画

今は基本的に屋内飼育ですが、来春以降は、屋外で飼いたいと思っています。理由は・・

  • 家が狭く、大きな水槽を置けない
  • 水替えが大変になる
  • 水槽や紫外線ランプなど、設備・器具にお金が掛かる
  • なるべく自然に近い状態で育てたい

 

うちには坪庭があり、2ヵ所を封鎖すれば外界から完全に遮断されますので、理想としては、水場を設けた上で、庭で放し飼いにしてみたいですね。環境を上手く整えれば、一週間ぐらい放っておいても大丈夫でしょうから、旅行や帰省時の心配も減ります。

 

屋外飼育となると、爬虫類ですから、11月ごろから3月ごろまで、冬眠が必要になります。冬眠は命を落とすリスクが伴うため、ボクの一存では決められず、ムスコNや家族の同意も必要ですが、書籍やネットに多くの情報が出回っているので、それらを総合すれば、出来ないことでもなさそうです。屋外で、我が家の自然を存分に楽しんでもらいたいところです。

 

今後の様子は、この記事の続きとして随時アップしていきますね。

 

追記

文鳥(♀)も飼ってます! 

www.overthesensitivity.com

 

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