長期の積立投資を基本に、株や外貨で少し遊びながら、余裕資金で楽しく投資を行っています。その結果を毎月、簡単に記録していきます。投資に費やす時間を最小限に抑え、本業を疎かにしないように心掛けています。
【投資の基本姿勢】
- 手取り所得の25%前後を計画的に蓄える(基本は長期投資)。
- 少なくとも半年分の生活費は確保しておく(それ以外が運用資金)。
- 損してもよい額の3倍までを運用の目安とする(最大で1/3ぐらい損する可能性)。
フォリオ(FOLIO)
8つの投資テーマ「次世代素材」「健康食品」「アグリテック」「AI最前線」「ジェネリック医薬品」「水ビジネス」「鉄道」「温泉」の合計です。
FOLIO は、投資初心者向きの娯楽的プラットフォームですね。ただ、長期的な視点では、伸びそうなテーマの選択や、そのテーマの中での銘柄分散など、自分のビジネス感覚を試すことができるので、時間を掛けずに結構楽しめています。
現在投資額 | 累積評価額 | 損益 | |
2020年5月現在 | ¥700,000 | ¥733,919 | ¥33,919 |
2020年6月現在 | ¥700,000 | ¥724,531 | ¥24,531 |
2020年7月現在 | ¥1,350,000 | ¥1,341,517 | ¥-8,483 |
7月初旬までは順調に伸びていきましたが、新型コロナウイルス(新型肺炎)の第2波の拡がりで少しずつ削られました。将来的に伸びそうな分野で割安感も出てきた「ジェネリック医薬品」「水ビジネス」を追加し、さらに、コロナの影響で一気に割安になった「鉄道」「温泉」も追加しましたが、第2波の拡大が予想以上にあり、7月最終週にもう一段値下がりしました。見込みが少し甘かったものの、長期視点では間違いなく回復すると予想されますので、基本は放置です。
外貨預金(新生銀行)
シンガポール(ドル)、ノルウェー(クローネ)、オーストラリア(ドル)、南アフリカ(ランド)、ブラジル(レアル)、米国(ドル)、中国(人民元)、カナダ(ドル)、ニュージーランド(ドル)の9通貨の合計です。
購入額 | 評価額 | 損益 | |
2020年5月現在 | ¥1,950,000 | ¥1,676,433 | ¥-273,567 |
2020年6月現在 | ¥1,970,000 | ¥1,767,613 | ¥-202,387 |
2020年7月現在 | ¥2,590,000 | ¥2,390,070 | ¥-199,930 |
米ドル離れがさらに進みそうな気配もありますが、余ったお金が他国へ回るのか、それともゴールドや仮想通貨に回るのか、注視しています。原油価格の動向も気になるところ。新興国通貨は、少なくともコロナのワクチンが普及する来年前半まで、全面的な回復は期待できないんでしょうね(そもそも、回復するかどうかも謎 (*'▽') )。基本的には、日本のインフレが進む将来を想定した保険的な外貨預金ですので、割安感の出た通貨を少しずつ買い増しています。
ウェルスナビ(WealthNavi)
ご存知のロボアドバイザーです。WealthNavi に代表されるロボアドは、手数料が年間残高の1%前後と、決して安くはないですが、アセットリバランスが自動化されており、時間を掛ける必要のない点が非サラリーマン(フリーランス等)向きです。投資に時間を割きたくない「時は金なり」的な人にはおススメでしょう。人工知能(AI)の将来性にも期待しています。
投資額 | 評価額 | 損益 | |
2020年5月現在 | ¥2,950,000 | ¥3,072,371 | ¥122,371 |
2020年6月現在 | ¥3,000,000 | ¥3,272,924 | ¥272,924 |
2020年7月現在 | ¥3,050,000 | ¥3,397,971 | ¥347,971 |
先月から7万円の収益上乗せです。こちらは順調ですね。まぁ、長期積立ですので、一喜一憂しても仕方がありません。淡々と。
テオ(THEO)
同じく、ロボアドバイザーです。こちらは、新生銀行の各種手数料が安くなる「ゴールドステージ」狙いのため、毎月1万円ずつ積み立てています。
投資額 | 評価額 | 損益 | |
2020年5月現在 | ¥190,000 | ¥181,419 | ¥-8,581 |
2020年6月現在 | ¥200,000 | ¥200,688 | ¥688 |
2020年7月現在 | ¥210,000 | ¥212,189 | ¥2,189 |
長らく低迷していましたが、こちらも順調に回復しています。淡々と。
確定拠出年金(iDeCo)
「日興DCAナビ40」「しんきんインデックス225」「ダイワ投信倶楽部・外国債券」「ダイワ投信倶楽部・外国株式」「ダイワ投信倶楽部・日本債券」の5銘柄で運用してます。
掛金額 | 評価額 | 損益 | |
2020年5月現在 | ¥3,114,061 | ¥3,189,049 | ¥74,988 |
2020年6月現在 | ¥3,163,511 | ¥3,312,989 | ¥149,478 |
2020年7月現在 | ¥3,212,961 | ¥3,379,892 | ¥166,931 |
こちらも徐々に、コロナ前の水準に戻ってます。時機を見て、銘柄の変更も視野に入れます。
その他の投信積立
「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」「eMAXIS Slim 新興国株式インデックス」「アジア好利回りリート・ファンド(年1回決算型)」の4銘柄の合計です。
投資額 | 評価額 | 損益 | |
2020年5月現在 | ¥50,000 | ¥50,823 | ¥823 |
2020年6月現在 | ¥100,000 | ¥102,396 | ¥2,396 |
2020年7月現在 | ¥150,000 | ¥155,683 | ¥5,683 |
コロナ第1波の5月に、新規積み立てを開始しました。コロナ騒動が落ち着いて、経済が巡航速度に戻り、世界の安定と秩序がそれなりに保たれているうちは、長い目で見て上昇し続ける堅い銘柄だと思います。今後、割安感が出たタイミングで買い増す予定もあります。
小規模企業共済
現時点の評価額は分かりませんが、中小機構の「加入シミュレーション」のページで、月額掛金と納付月数とを用いて評価額の目安を計算してみました。
掛金額 | 評価額 | 損益 | |
2020年5月現在 | ¥8,350,000 | ¥9,252,000 | ¥902,000 |
2020年6月現在 | ¥8,400,000 | ¥9,313,000 | ¥913,000 |
2020年7月現在 | ¥8,450,000 | ¥9,374,000 | ¥924,000 |
最終的にどれだけの利益が得られるのかは分かりませんが、この共済は全額、所得控除の対象ですから、単利計算で10%程度の利息がつくのと同じです。元本さえ保証されるのであれば、少なくとも単利10%前後の利益が確定しています。万が一の保険として加入しています。
クラウドクレジット
いろんな国のローンに投資する、いわゆる「マイクロファイナンス」です。1~2年単位の貸付で、年率10%前後の利息が付きます。「キルギスマイクロファイナンス事業者支援」「メキシコ女性起業家支援」「【ケニアシリング建て】アフリカ未電化地域支援」「【円建て】東欧金融事業者支援」「【ロシアルーブル建て】欧州フィンテック事業者支援」という5つのファンドに出資しています。
投資額 | 評価額 | 損益 | |
2020年7月現在 | ¥800,000 | ¥800,000 | ¥0 |
貸し倒れや為替のリスクが少なからずあり(特にコロナ禍の最中でもあるため)、元本が保証されるわけでもありませんが、お金を必要とする人や事業に投資する社会的意義を考慮して、試しに始めてみることにしました。
まとめ
以上、2020年7月分の投資状況をまとめてみました。今月の一番大きな出来事は、クラウドクレジットでマイクロファイナンスを始めたことです。何事も、自分でやってみないことには分かりませんからね。
ロボアドバイザーや積立は至って順調ですし、外貨預金も大きな変化はありませんが、コロナ第2波の影響で、日本株は沈んでいます。ポストコロナ(第1波)バブルが一旦落ち着いたとも言えます。長期投資に向けて、今後どこで買い増すか(どこで底を打つのか)、タイミングを見計らえるといいんですけどね。いろんな意味で暑い夏です。
投資に関しては、まったくの素人ですから、何の参考にもならないと思います。運用状況を自分で把握するためにまとめたものですが、面白いので公開してみようと思いました。可能であれば、何十年後かに現役を引退するまで、内容を更新していきたいところです。
つづく