敏感の彼方に

HSPエンジニアがお送りする、前のめりブローグ

M&A総合研究所の超絶決算を受けて前月比+95万円【1月投資実績】

投資 収益 プラス 株 暗号資産 投資信託 ロボ

 

 

 

長期の積立投資を基本に、株やETFや仮想通貨で少し遊びながら、余裕資金で楽しく投資を行っています。その結果を毎月、簡単に記録していきます。投資に費やす時間を最小限に抑え、本業を疎かにしないように心掛けています。

 

【投資の基本姿勢】

  1. 手取り所得の25%前後を計画的に蓄える(基本は長期投資)。
  2. 少なくとも半年分の生活費は確保しておく(それ以外が運用資金)。
  3. 損してもよい額の3倍までを運用の目安とする(最大で1/3ぐらい損する可能性)。

 

外国株・ETF(楽天証券)

2021年2月から米国株および中国株のアクティブ運用を開始しました。

 

 

1月は、インフレのピークアウト感が引き続き見られる一方、リセッション(景気後退)への警戒感が和らいだことと、例年のアノマリー的にも上昇しやすい月であることから、ダウ平均株価指数が +3%、S&P500指数が +6%、ナスダック総合指数が +11% という結果になりました。一方、ドル円は 1%程度の下落に留まりました。

 

このような地合いの中、ボクのポートフォリオ(PF)は、円ベースで+7% と、今月もほぼ指数並みの結果でした。PF の半分近くを占める ETF は 5~30% の上昇となり、個別株もグロースを中心に伸びましたが、バイオの主力と考えていた CPRX が 20% 近く下落するなど、一部の銘柄が足を引っ張った形です。

 

ただし、モメンタム投資としては、マクロ環境を意識しつつ、押し目でしっかりと買い増せた場面がいくつかあったので、その点は今後も生かしていきたい部分です。

 

1月末時点では、個別株は BA・BLDR・INMD・CLFD・SMCI・DOCS・APPS・GTLB・IOT・ASO・NU・SGML・SQM・VSCO・ULCC・VIST・CPRX・ADPT・ARDX・CLSD・SURF の21銘柄、ETFは FAS・NUGT・YINN・TMF・TLT・ICLN・REMX の7銘柄を保有しています。

 

個別株は多めに保有していますが、決算を見てみたいものがほとんどなので、決算後に取捨選択して銘柄数を絞り込むつもりです。ETFでは、半導体関連銘柄の決算を眺めつつ、なるべく安い値段で SOXL を集めていければと思います。

 

基本的には、上昇傾向(かつ好決算)の銘柄(または、上昇の可能性が高いバリュー銘柄)を購入し、トレンドに従って規律を守ることで無駄なトレードを減らし、機会損失や手数料のロスを抑えられるように心掛けています。

 

中国(香港)株は、2021年12月にすべて売却して以来、現在はノーポジションです。

 

日本株・ETF(楽天証券)

楽天証券で単元株の取引を行っています。トレード方法は、数日~数週間の短中期で上昇銘柄のトレンドに乗る、いわゆる「モメンタム投資」が基本ですが、デイトレも行います。

 

 

日経平均が+5%程度、マザーズが+6%前後という地合いの中、ボクのポートフォリオは +24% と大幅上昇です。12月に下落した主力の「M&A総合研究所」が決算に向かって上昇し続け、その決算も驚異的な内容だったことから、PF のプラスに大きく寄与してくれました。また、業績の伸びを予想していた「ギックス」の決算も抜群でした。その他、保有中の「Wスコープ」「フェローテック」「アライドアーキテクツ」あたりもプラスです。

 

一方、決算またぎに成功した「サンワカンパニー」「高島屋」「鎌倉新書」「買取王国」などは、欲張らずにしっかりと利確することで、利益を確保することができました。これは以前からの課題だったので、上手く対処できたと思います。

 

何も知らない状態から独学で2年ほど個別株のトレードを行ってきましたが、ずっと抱えていた含み損が解消され、ようやくプラスに転じることができました。今後も、失敗した点を逐一見直しつつ、少しずつでもプラスを積み上げていきたいところです。

 

1月末時点では、「Wスコープ」「M&A総研」「フェローテック」「ギックス」「バルテス」「アライドアーキテクツ」「ベースフード」「サイフューズ」「マイクロ波化学」「NF銀行業」の10銘柄を保有しています。

 

暗号資産(DMM)

イーサリアム(ETH)のアップデートや ETF 上場の可能性に魅力を感じ、ダメもとで始めてみることにしました。ビットコイン(BTC)よりも利用価値があり、リップル(XRP)より安定してそうな点も、イーサリアム選択の理由です。

 

 

基本的には、ナスダックに連動する傾向にあり、3ヵ月ぶりのプラスとなりました。

 

暗号資産については、今のところ何の後ろ盾もないため、ボラティリティが非常に高くなってしまいますが、少しずつ不況時のゴールドの役割を担うようになっていくのではないか、という見立てもありますので、半永久的にグリップするつもりです(税率の高い「雑所得」から外れることも期待してます)。

 

エンジェル投資(ファンディーノ:FUNDINNO)

国内シェア No.1 の株式投資型クラウドファンディングです。いわゆる「エンジェル投資」で、将来性のあるビジネスを応援して成長を楽しみながら、IPO や M&A などイグジットした際のリターンに期待する投資です。

 

現在、「株式会社DEFアニバーサリー」「ダブル技研株式会社」「リンクトラスト・ペイ株式会社」「ユニクス株式会社」「メディギア・インターナショナル株式会社」「LIVER株式会社」の6社に出資しています。

 


今月も特に動きはありません。

 

いずれの案件も、2025年ごろのイグジットを想定しており、それまでは損益ゼロで記載します。財務状況やマイルストーンもさることながら、そのサービスや技術が本当に必要とされているのかどうか、それを伝える経営陣のパッション、なども大きな判断基準になります。自分自身の「目利き」力を試すのに丁度良いプラットフォームです。

 

ソーシャル融資(クラウドクレジット:CROWD CREDIT)

いろんな国のローンに投資する、いわゆる「マイクロファイナンス」です。1~3年単位の貸付で、年率10%前後の利息が付きます。

 

「メキシコ中小企業金融事業者」「アフリカ未電化地域支援」「欧州フィンテック事業者支援」「コロンビアフィンテック事業者ファンド」といったファンドに出資しています。

 

 

貸し倒れや為替のリスクが少なからずあり、元本が保証されるわけでもありませんが、お金を必要とする人や事業に投資する社会的意義を考慮して、試験的に出資しています。

 

クラウドクレジットは、出資時と償還時の為替差が損益に大きく影響するため、ファンドの内容もさることながら、1~2年後の為替状況を加味する必要があります。為替ヘッジまたは円建てを基本に、たまに高利回り案件で外貨建ての冒険をするのが楽しいですね。外貨建てなのに低利回りでは、リスクに見合いません。

 

今月は、ロシアによるウクライナ侵攻の影響で償還が延期されていた「ユーラシア個人向け小口融資事業者支援ファンド」の償還がありました。やはり、戦争の影響で事業の継続が困難になった事業者への融資が焦げ付いて回収不可能となり、出資額が4分の1ほどに目減りしての償還です。

 

ハイリターンを狙うなら、為替リスクに加えてカントリーリスクも考慮しなければならず、これまでの結果がたまたま上手くいっていただけで、かなり難易度の高い投資であることを痛感しました。

 

積立投資信託(楽天証券)

eMAXIS Slimシリーズの「米国株式(S&P500)」「先進国株式インデックス」「新興国株式インデックス」「全世界株式インデックス」「楽天レバレッジ NASDAQ100」の5銘柄の合計です。

 

 

世界的な株価上昇の恩恵にあずかりました。

 

前回のブログで予定した通り、1月早々に半分近くを利確し、ドル円が下がったタイミングでちょこちょこドル転させて、米国株やETFの購入資金に充てました。

 

世界の安定と秩序がそれなりに保たれているうちは、いずれも長い目で見て上昇し続ける銘柄だと思います。今後も、積立とは別に、割安感が出たタイミングで買い増す予定です。

 

ロボ積立(テオ:THEO)

ご存知のロボアドバイザーです。手数料は安くないですが、アセットリバランスが自動化されており、時間を掛ける必要のない点が非サラリーマン(フリーランス等)向きです。投資に時間を割きたくない「時は金なり」的な人にはおススメでしょう。ボクは、新生銀行の各種手数料が安くなる「ゴールドステージ」狙いのために毎月1万円ずつ積み立てています。人工知能(AI)の将来性にも期待しています。

 

 

米国市場の活況の割りには、あまり伸びませんでしたね。人工知能では対応しにくい状況(つまり、過去に類似パターンのない状況)なのかもしれません。

 

確定拠出年金 iDeCo(楽天証券)

外国株式「楽天・全米株式インデックス・ファンド」「たわらノーロード 先進国株式」に60%、国内株式「三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド」「たわらノーロード 日経225」に10%、国内外株式「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」に10%、外国債券「たわらノーロード 先進国債券」「たわらノーロード 先進国債券<為替ヘッジあり>」に10%、国内債券「たわらノーロード 国内債券」に10% を設定しています。

 


米国や先進国の株式中心のポートフォリオを組んでいるため、ようやく少しだけ回復が見られました。老後の大切な資産になりますからね、がんばれ~。

 

小規模企業共済

現時点の評価額は分かりませんが、中小機構の「加入シミュレーション」のページで、月額掛金と納付月数とを用いて評価額の目安を計算してみました。

 


最終的にどれだけの利益が得られるのかは分かりませんが、この共済は全額、所得控除の対象ですから、単利計算で10%程度の利息がつくのと同じです。しかも、一定期間以上(確か20年以上)積み立てれば、元本が保証されます。なので、この小規模企業共済と iDeCo は、老後の大切なお金になります。 

 

複利換算だと全体で年利2~3%といったところでしょう。

 

 

 

まとめ

以上、2023年1月分の運用状況をまとめてみました。

 

全体としては、前月比 +95万円という結果です。プラスのほとんどは、「M&A総合研究所」の株価が決算前後に大きく伸びたことによります。伸びたら伸びたで、今度はどのタイミングで利益確定するかが難しいのですが、会社の成長性にはかなり期待しており、株式分割も視野に入れつつ、中長期的な視点も忘れないようにしたいところです。

 

米国経済はまだリセッションの懸念が残っていますし、インフレも一般的にはしつこく長引くため、まだまだ予断を許さない状況が続きます。引き続き、経済指標の発表イベントなどでボラティリティの高い相場が続くと思われますが、慎重に、欲を出し過ぎることのないように、楽しく取引していきます。

 

投資に関しては、依然として素人ですから、何の参考にもならないと思います。運用状況を自分で把握するためにまとめたものですが、面白いので公開してみようと思いました。可能であれば、何十年後かに現役を引退するまで、内容を更新していきたいところです。

 

 関連記事 

 

- 敏感の彼方に -