やりたいことは、若い時にだいたいできたと思うので、「寄付」に片足つっこんでみることにした。ついでに、売名(報告)も積極的にする活動。今回は、その第1弾。
朝日新聞社のクラウドファンディングサイト「A-port」にて、面白いプロジェクトを見掛けたので、早速寄付することにした(「購入型」のクラファンなので、「見返りを求めない」という基本ルールにやや反するものの、「購入型」は「非投資タイプ」に分類されるから、まぁ「寄付」の範疇ということで)。
プロジェクト名は、「貧困を連鎖させないために、「お金の教科書」を作りたい!」。
小学高学年~中学生とその親御さんを対象にしたストーリー形式の「お金の教科書」の出版費用の一部を募ります。「イラストを多用し、最後にお金について再確認できる」「親子で考えられる」「付録は冊子とセットになった〈実力テスト〉」などの魅力をもつ新たな取り組みです。
子どもにビジネスやコミュニケーションなどのことを教えている公認会計士さんが、「子どものビジネススクール」を最終目標とする活動の一環として作成する書籍だ。
リターンとして、作成した「お金の教科書」や実力テスト(採点 + スコア認定証の発行)がもらえるらしく、興味を持って応援することにした。
「貧困を連鎖させない」という目的は、貧困の当事者はもちろんのこと、社会全体としても、格差の定着を防止する「機会平等」のための基本的なスタンスだから、そのような社会が実現してほしいと思う。
機会平等で格差の少ない社会になれば、それが自分にとっても、一番大きなリターンになることは間違いない。
なお、このプロジェクトは、公開からわずか2日で目標額に達してしまったらしく、新たな目標(貧困の連鎖を止める「お金の林間学校」を開催したい!)も追加されている。
- 「お金の教科書」を使って2泊3日の合宿形式の研修を行います(開催時期は検討中です)。
- 対象学年は小学4年生から中学3年生までを予定。
- 2泊3日で、おこづかいから起業までのエッセンスをすべて学ぶことができる研修です。
- 研修には児童養護施設の子、片親家庭の子など、経済的に大変な思いをしている子どもたちを招待します。
- 定員は「貸し切りバス一台分」として40名(200万円を達成したら増員します)。
- 有料にて一般の子たちも参加可能ですが、参加者の属性は分からないように配慮します。
2泊3日で素養のない子どもたちにどこまで教えられるのか、なかなか難しい面もあると思うけど、期待を込めてポチっ!
自分自身もおこづかいに余裕があるわけではないから、まずは最低寄付額からの支援。
「お金の教科書」の発送は、今年8月に予定されている。楽しみ。