敏感の彼方に

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体が固まる原因(病気)と改善・予防法【身体のこわばり|肩・首・腰】

 

 

若い頃はそうでもなかったのですが、年齢とともに、「体のこわばり」を感じることが多くなりました。特に、肩から背中にかけて、筋肉が固まってしまったような状態になり、身体を動かしにくいのです。

 

筆者の場合、体がこわばる(体が固まる)のは仕事でパソコンと向き合う時間が長く、長時間にわたって同じ姿勢を続けていることが一番の原因ではないかと思うのですが、この際、いろいろな原因やほぐし方、予防策などをまとめてみることにしました。

 

体がこわばってお困りの方に、少しでも参考になれば幸いです。

 

「こわばり」の原因

手足、首、肩、腰など、全身のどこにでも「こわばり」は発生します。その原因としては主に、「冷え・疲れ」「姿勢」「更年期」「病気」などが挙げられます。それぞれ順に見ていきますね。

 

■「こわばり」の原因: 冷え・疲れ

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身体が冷えたり疲れたりすると血行が悪くなります。そして、血の巡りが滞ると、老廃物がたまりやすくなって、これが筋肉の動きを鈍くする原因の1つとなります。筋肉の動きが悪くなることで身体を動かしにくくなり、これが「こわばり」となって現れます。

 

冬場によく現れる症状ですが、夏場でも、クーラーの風を浴びる時間が長かったり、設定温度が低過ぎたりすると「こわばり」が現れます。

 

■「こわばり」の原因: 同じ姿勢

長い時間にわたって同じ姿勢を続けることも、「こわばり」の原因となります。

 

人間は、「表層筋」「深部筋」という2種類の筋肉を使って、首・腰・足の3カ所で身体を支え、姿勢を安定させていますが、これらの筋肉の使い過ぎが「こわばり」となって現れます。

 

たとえば、長時間のデスクワークでは、姿勢が悪いと、頭の位置が身体の軸よりも前にずれた状態となります。この状態では、腰の筋肉を効率良く使えていませんので、首や肩の表層筋ばかりが酷使され、その部分に「こわばり」が生じます。

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また、長時間の立ち仕事などでは、全身を支えるふくらはぎのヒラメ筋に負担がかかりますので、足に「こわばり」が出てきます。

 

■「こわばり」の原因: 更年期

特に更年期の女性の場合、女性ホルモンが減少すると、ホルモンバランスの急激な変化に身体が対応できず、「こわばり」となって現れる場合があります。

 

このようなホルモンバランスの変化による「こわばり」は、数秒から5分程度、長くても30分程度で軽くなるのが特徴です。

※ 乳がんのホルモン療法中や、病気などで卵巣をとった場合にも起こるそうです。

 

■「こわばり」の原因: 病気

「こわばり」を伴う病気でよく知られているのは、「関節リウマチ」で、30~50代の女性に多く発症する傾向があります。

 

関節リウマチは、関節を包む滑膜に炎症が起こり、最初は食欲不振や疲労感、微熱などの症状として現れます。その後、関節の「こわばり」とともに腫れや痛みなどの症状が現れます。進行すると、骨が徐々に破壊され、関節が曲げられなくなったり、変形したりしてしまいます。

 

関節リウマチは、「朝のこわばり」と呼ばれる症状が特徴的です。これは、起床時に手首や足首、指の付け根の動きが悪くなる(少し時間が経つと動くようになる)症状です。

 

* * *

 

その他の病気として、これも女性に発症しやすい「膠原(こうげん)病(全身性エリテマトーデス(SLE))」、皮膚が硬くなる「強皮症」、肩や腰に突然強い痛みやこわばりを感じる「リウマチ性多発筋痛症」(60代以上に多い)などがあります。

 

その「こわばり」の原因が病気なのかどうかは、以下の項目でチェックできます。

  •  「こわばり」に痛みや腫れを伴う
  •  30分~1時間のこわばりが6週間以上続く
  •  全身がだるく、微熱が治まらない
  •  爪の色が白や紫に変色している(レイノー症状)

 

このような異変がある場合は、早めに病院で診てもらうのが無難です。

 

特に手足(指)のこわばりが症状として現れる病気としては、手指の使い過ぎなどで指が曲がったまま動かなくなる「ばね指症」(中年以降の女性に多い)、手足や顔面の筋肉がこわばって動作が鈍くなったり、手足がふるえたりする「パーキンソン病」、筋肉や腱、靱帯などが激しく痛んでこわばる「線維筋痛症」(40~50代の女性に多い)などの可能性もあります。

 

そのような場合は、内科(神経内科)・整形外科・リウマチ科などで早めに診てもらった方がよいでしょう。そして、早期の治療開始が大切です。

 

 

 

「こわばり」の改善法(ほぐし方)

「こわばり」の原因が冷え・疲れや姿勢である場合は、マッサージやストレッチによって、その症状を和らげることができます。

 

■ マッサージ

軽く足を組み、片方の膝でもう片方のふくらはぎを前後左右にマッサージします(仰向けに寝た状態でもできます)。ふくらはぎをマッサージすると、血行が促進されて、「冷え・疲れ」に効きます。

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■ ストレッチ

壁に向かって立った姿勢から、前かがみになって両手を壁に付け、腰とふくらはぎを伸ばすように意識しながら、お尻を左右に数十秒ずつ突き出します。背中、ふくらはぎ、腰の「こわばり」に効きます。

 

一方、お馴染みの「ラジオ体操」やダイエット効果もあると言われる「ブラジル体操」(サッカーのウォームアップ運動)など、腕や足腰を大きく振る「動的なストレッチ」によって体幹周辺や関節周りの動きを改善することも、「こわばり」解消に役立ちます。


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「こわばり」の予防法

身体をこわばらせないようにするため、普段から心掛けられる予防策を「こわばり」の原因別にまとめます。

 

■ こわばりの原因が「冷え・疲れ」の場合

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何といっても入浴が一番です。40℃程度のお湯に長く浸かりましょう。冷え予防のほか、固まった筋肉をほぐす効果も期待できます。

 

■ こわばりの原因が「長時間の同じ姿勢」の場合

こわばりの原因が「長時間の同じ姿勢(デスクワークなど)」の場合は、以下のような予防が考えられます。

  • 足踏み、背伸び、1時間ごとに席を立つ、といった動作をする
  • 以下のようにして、正しい姿勢をキープする
  1. 椅子の背もたれと腰との間にクッションを挟む
  2. 足が床につく高さに椅子を調節する
  3. 腰の深部筋を鍛えて、腰で姿勢を保つようにする(深部筋の鍛え方:膝を立てて仰向けに寝て、10秒間息を吐きながら下腹部を引き込む)

 

■ こわばりの原因が「更年期」「病気」の場合

こわばりの原因が「更年期」や「病気」の場合は、以下のような予防が考えられます。

  • 喫煙を控える(喫煙は、関節リウマチの発症リスクを高めます)
  • 規則正しい生活を送る
  • バランスの良い食事を摂る
  • 十分な睡眠で疲れを残さない
  • 適度に運動して体力をつける(筋力が弱いと不調の原因になります)

 

いずれも当たり前の健康法であり、単純すぎて継続するのが困難なことばかりですが、そのような単純さの先にこそ、「こわばり」のない身体が待っています。

 

 

 

まとめ

  • 身体がこわばる(身体が固まる)のは、「冷え・疲れ」「姿勢」「更年期」「病気」などが原因として挙げられます。
  • マッサージとストレッチで、「こわばり」を改善できます。
  • 入浴、正しい姿勢、規則正しい生活、適度な運動で、「こわばり」を予防できます。

 

 こ 

 

 

 

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