
岐阜県土岐市泉北山町で毎年ゴールデンウイークに開催されている「土岐美濃焼まつり」は、日本三大陶器まつりの1つです(ほかの2つは、「愛知(瀬戸)・せともの祭」と「佐賀・有田陶器市」です)。
42 回目の今年も参戦してきました!
場所は、東海環状自動車道「五斗蒔スマート IC」および中央自動車道「土岐 IC」のいずれからも4km ほど、国道 21 号沿いの織部ヒルズ(土岐美濃焼卸商業団地)内です。
会場には、3,500 台分の無料駐車場が用意されているものの、期間中は会場内、会場周辺ともに、かなりの混雑具合となり渋滞も発生します。JR中央線「土岐市駅」からシャトルバスが 15 分間隔で運行されていますので、そちらを選択する手もあります。
その会場内では、美濃焼の代表格である志野焼・織部焼から磁器製品まで、さまざまな陶磁器製品が待ってくれています。出店者も、美濃焼の窯元から全国の作陶家・クラフト工芸家に至るまで、その総数は 300 を超えるそうです。まさに、東海地方最大の陶器市です。
陶磁器の販売のほか、
- B級グルメから定番屋台までそろう縁日コーナーあり、
- ロクロ作陶体験・絵付け体験コーナーあり、
- スタンプラリー(ガラガラ抽選会)あり、
- 大道芸人によるパフォーマンスあり、
と、大人から子どもまで1日中楽しめる一大イベントとなっています。
子どもたちには、大道芸パフォーマンスが特に人気で(陶器と関係ない!)、1回 20 ~ 30 分ほどのパフォーマンスを何回も何回も見ています。よく飽きないね。

大人は、やはり陶磁器製品を見て回るのが面白いですね。食器のほか、置物や装飾品、陶器とは直接関係ないスプーンやフォーク、ガラス製品などなど、種類も豊富です。


「おや?」と思う一風変わった陶器製品、「これは!」と思う掘り出し物、びっくりするほど値段の安い商品、見た目からは想像もつかないほどお高い商品、業界で有名な作家さんによる作品などにもお目にかかれますので、陶磁器・陶器好きにはもちろん、工芸品・クラフト大好き人間にとっても、垂涎の品々に出会える絶好の機会です。
そして、たくさんの人たちが掘り出し物を求めて押し寄せるため、毎年、まさに「参戦」という様相になります。
10 年以上前から毎年のように参戦していますが、年々、来場者が増えている印象です。駐車場の車のナンバーを見ても、昔はせいぜい東海・中部地方の各県ナンバーでしたが、最近は関東地方から中国・四国地方あたりまで幅広く見掛けますので、かなり遠方から来場していることが分かります。
キャリーバッグやスーツケースを持ち込んで、大人買い(爆買い)されている方も多いですね。段ボール箱を山積みにして帰路につく猛者もいます。
今年も天候に恵まれて良かったです。
さてさて、今回の戦利品はこんな感じで、「子ども買い」ですね。



毎年のように来ていますし、予算も限られているため、欠けたり割れたりしてしまった普段使いのお皿や湯飲みをリーズナブルに更新するのが目的です。膨大な商品の中から、「今年の一品」を見出すことに喜びを感じています。
毎回、陶器まつりから帰宅したら、「ゴールデンウイークも残りわずかだなぁ」と感じて、少ししんみりします。