敏感の彼方に

HSPエンジニアがお送りする、前のめりブローグ

テクノロジが「インフラ」になった時、人間は不要になって退場

 

 

外国語を一生懸命勉強して異文化コミュニケーションを楽しもうと思ったら、「自動翻訳」が割り込んできて、「お前の外国語など不要だから、自動翻訳を使え!」と言う。

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汗水たらして一生懸命働こうと思ったら、「仮想通貨」が割り込んできて、「お前の労働は不要だから、仮想通貨で一発当てろ!」と言う。

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自動車の運転を覚えてカノジョにカッコいいところを見せようと思ったら、「自動運転」が割り込んできて、「お前の運転は危険で不要だから、自動運転に任せろ!」と言う。

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人にワインやお酒のウンチクを傾けようと思ったら、「人工知能ソムリエ」が割り込んできて、「お前の講釈など不要だから、人工知能に任せろ!」と言う。

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誰かに何かを聞こうと思ったら、「スマートスピーカ」が割り込んできて、「そいつの言うことは当てにならないから、スマートスピーカに任せろ!」と言う。

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洋服屋さんで採寸してもらおうと思ったら、「ボディスーツ」が割り込んできて、「いちいち面倒だから、ボディスーツに測らせろ!」と言う。

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現金で支払いをしようとと思ったら、「電子マネー」が割り込んできて、「お前の現金なんか要らないから、電子マネーで支払え!」と言う。

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人と直接話をしようと思ったら、「SNS」が割り込んできて、「お前と話などしたくないから、SNS 経由で連絡しろ!」と言う。

 

* * *

 

テクノロジは容赦なく進歩していく。

 

それはそれで面白いから良いのだが、個別に見ていくと、自分がこの世に存在する意義が1つ1つ消されていくような気がして、どうにも居たたまれなくなる。

 

仮想通貨なんて、今は「バブル」だの「怪しい」だの「通貨じゃない」だの「仮装通過」だの、いろいろと批判を浴びているが、さまざまなサービスやアプリのプラットフォームとなって、それ無しではサービスやアプリを一切利用できなくなると、立派な「インフラ」だ。人間の労働意欲を奪い去るおまけ付きの「インフラ」だ。

 

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いろんなテクノロジが生まれては消え、生まれては消え、しながら、その中で残ったテクノロジというのは、社会に不可欠な「インフラ」だから残っている可能性が高い。

 

そうやってテクノロジが「インフラ」になった瞬間、その分野では、人間が退場を迫られる。その場に居続けることは、基本的に許されない。許されたとしても、需要があるわけではない。単なる「もの好き」さんだ。

 

ま、別にいいけど。そんなことで凹んだりしないから。

 

 

 

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