敏感の彼方に

HSPエンジニアがお送りする、前のめりブローグ

青い海&温泉&料理旅館★子連れでたっぷり楽しんだ日本海のキレイな海

 

夕日ヶ浦 日本海 青い海 遠浅 きれい 海水浴 京都

 

 

お天気の神様が満面の笑みでした。

 

7月24日までは梅雨。7月27日以降は台風などで曇り気味。その合間の7月25日(木)~26日(金)に1泊の海水浴旅行を計画したのは、2ヵ月も前のことです! その時点で、目ぼしい旅館の予約は、ギリギリ空きがある程度の滑り込みセーフでした。

 

ジリジリと焦がす快晴の太陽の下、雲が時折、光を遮って肌を休ませてくれる。そんな絶妙のコンディションの2日間を子連れで楽しんできました。

 

京都府京丹後市・夕日ヶ浦海岸(浜詰海岸)

自宅から車で走ること2時間弱。京都府の日本海側、京丹後市の夕日ヶ浦海水浴場に行ってきました。はるか彼方には、兵庫県の山陰海岸も見える場所です。

 

日本の「夕陽百選」にも選ばれたロケーションに、落ち着いた雰囲気の温泉宿が立ち並んでいます。いわゆる「温泉街」のようにガチャガチャした印象はなく、しっとりした様子の街並みです。街を散策すると、「ガッチャン、ガッチャン」機織りの音が耳に届き、「丹後ちりめん」の里として栄えていたころの面影を所々に味わえます。

 

遠浅の青い海

海が大好きなので、過去には沖縄や奄美・与論、オーストラリアなどなど、国内外たくさんの砂浜を訪れてきました。このような南の海は、当たり前のように青いですね。

www.overthesensitivity.com

 

一方、本土の海、特に日本海側は、「青い海」がとっても貴重です。しかも、子ども(幼児)を放っておけるぐらい遠浅の海ともなれば、もっと貴重です。

 

その貴重な遠浅の青い海が、そこにはありました。

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かなり沖まで進んでも足がつきます。そろそろ深くなってきた・・・と思いきや、また少し浅くなり・・・そこからまた少しずつ深くなる、という感じです。波も穏やかなので、小さなお子さんを遊ばせるのに丁度よい海水浴場ですね。


しかも、梅雨明けしたばかりの平日ということもあってか、海水浴客もまばらで、プライベートビーチのようになっていました。駐車場探しに苦労したり、パラソルを立てる場所を競ったり、人ゴミをかき分けて海に入ったり、という必要がまったくありません。ものすごくゆっくりと時間が過ぎていきました。

 

海で遊ぶ! SUP もある!

定番のこんな遊びをしたり・・・(おへそはウニ!)

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こんなことしたり・・・

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すぐ隣りの岩場では、ウニ、カニ、エビ、ヤドカリ、小魚などが簡単に捕れます。

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ボクたちはやりませんでしたが、同じ海上でSUP(サップ)も楽しめます。次に行くときは、夕日に向かって海上を散歩してみたいもんですね。


夕日ヶ浦で夕暮れのSUP海上散歩&温泉と夕食プラン

kyotango135east.com

 

宿

お世話になった宿は、『静 花扇(しずか・はなおうぎ)』という少し高めの旅館です(がんばりました!)。すぐ目の前が海水浴場で、もちろん温泉や部屋からも、海を間近に見下ろすことができます。

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www.hanaogi.jp

 

建物自体は、バブルの時代前後に建ったもののようで、外観は多少古びていましたが、部屋や浴場などは、小ざっぱりときれいに掃除が行き届いている印象です。アメニティグッズも過不足なく、十分にそろっていました。

 

旅館の方々は、みなさん明るく親切で、気さくに声を掛けてくれます。食事処の年配のお姉さま方も、給仕で忙しい中、子どもたちに良いタイミングで声を掛けてくれたり、丹後や夕日ヶ浦の歴史や成り立ちなどを教えてくれたりしました。

 

ボクは、地酒(地ビールでも地焼酎でも地ワインでも何でもウェルカム)を飲みながら、その地の文化や歴史に触れるのが大好きなんですが、今回も、そんな酔っ払いの相手をしてくれる方に恵まれて幸せでした。ついつい飲み過ぎて、おまけに食べ過ぎました。

 

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海鮮はもちろん美味ですが、お肉もやわらか~いですし、野菜も新鮮でした。カニもこの季節にしては美味しくて、子どもたちも喜んでほお張っていましたね。冷製の茶わん蒸し(はも入り)やトウモロコシごはんなど、ちょっと変わった料理も良かったですし、山椒などの薬味も絶妙な使い方で、料理の味を引き立てていました。

 

夕食の最中には、その名の通り、海に沈む「夕陽」を眺めることもできました。料理も酒も会話もおいしく、サンセットも目の当たりにできて、完璧なシチュエーションとなりました。

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この海岸は花火 OK ですので、出発前に地元の駄菓子屋で仕入れておいた線香花火、噴出型花火、へび花火(俗称:うんち花火)、ねずみ花火なんかを目いっぱい楽しみました。ボクが生まれ育った田舎では、友だち同士で花火を買いに行き、ロケット花火や爆竹なども含めて、所かまわず遊びまわったものですが、現在住んでいる所は、あまり派手にやれる環境ではありません。その点でも、子どもたちには良い経験となったでしょう。

 

一夜明けて

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朝食を食べ終わった子どもたちは、またしても飽きることなく、海へ飛び出していきました。2日目も、真っ黒こげになりそうな陽射しですが、オジサンも負けじと飛び出していきました。まだまだ、若い者に負けるわけにはいきません。

 

 

 

旅を終えて

大人も子どもも、自然との一体感を存分に味わえました。まる2日間、スマホやゲームなんかは完全に放り出して、ひたすら目の前の自然と対峙し続けました。そうやって強制的に、自然の中に身を投じなければ、人工的な「画面」の中についつい吸い込まれがちな現代社会です。少なくともボクには、「画面」を OFF にして野生を ON にする時間がたまには必要だな、と感じました。

 

少年・少女時代の気持ちを思い出すきっかけを与えてくれる子どもたちにも感謝です。

 

次は、どこの海を目指そうかなっと。

 

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