ブログを始めて4カ月と少し。このエントリが 95 記事目です。
おかげさまで、1日数百~1,000件ほどの訪問を毎日受けるようになりました。
SNS(Twitter やインスタグラム)との連携は行っていませんし、ネット上のお付き合いも少な目なため、検索流入が 100% に迫る勢いです(孤独に喜ぶしかありません)。
このように孤独なブログでは、「ネット」という荒野の中に、検索で見つけてもらえる「居場所」をひたすら探さねばなりません。たくさんの検索流入を稼ぐことは、ネットという広大な空間における「陣取り合戦」なわけです。自分の陣地をたくさん確保すればするほど、ユーザが自分の陣地を通ってくれる確率が高くなり、検索流入(アクセス・PV)も増えることになります。
ところが、「自分の陣地」を確保しようとしても、ジャイアンのように強い人々がひしめき合っていたり、あまり需要がなかったりして、適当な「空き地」がなかなか見つかりません。
そこで、ブログ初心者なりの立場から、1日に数十~数百件の検索アクセス・PVを稼いでくれている記事を中心として、「検索空き地」の見つけ方をまとめておきたいと思います。いわゆる「ブルーオーシャン」の見つけ方です。ブログを始めたばかりの方や、空き地の開拓方法を整理して考えたい方にとって、少しでも参考になれば幸いです。
※ 「ブルーオーシャン」とは、競争相手が少なくて差別化しやすい環境のことです。
1.新規開拓 :新しいキーワードを拾う
まず具体例を挙げるとすれば、こちらの記事になります。
スタイリストがコーディネートしてくれた洋服やファッションアイテムを定期的に受け取れるスタートトゥデイ(ZOZOTOWN)の新しいサービス「おまかせ定期便」について、サービスのリリース直後に記事を書きました。
いわゆる「トレンドブログ」の手法であり、新しい製品やサービスについて、その利用方法や注意点、レビューや評価などを比較的早めにアップすることで、ネット空間に自分の居場所を確保することができます。
その際、「ZOZO おまかせ定期便」、「ZOZOSUIT」、「Pixel Buds(ピクセルバズ)」、「アニメガホン」などなど、今までこの世に存在しなかったワードを伴う製品やサービスであれば、そのワードを使った情報はネット空間にほとんど存在しないわけですから、ユーザが検索でたどり着いてくれる確率が高くなります。ですので、当ブログのように比較的弱いブログでも、ある程度の検索流入を稼げます。
この「新規開拓」の手法では、新しい製品やサービスが登場するたびに「検索空き地」が増えていくことになりますので、開拓の余地は無限大です。人類は、新しい言葉(ワード)を生み出すことを止めませんからね。
2.未開拓地の開拓 :まだ可能性のある分野を探す
もう開拓され尽くしたと思われる土地でも、よくよく見てみたら、まだ開拓の余地が残っていることもあります。
自分が体験したことや気になるテーマ、需要がありそうなテーマについて、Google などで検索してみると、たくさんの検索結果が現れます。その結果(タイトル)をザーっと見てみて、クリックしたいと思うタイトルがなかったり、クリックしてみたけど思うような情報が得られなかったりする場合は、開拓の余地があります。
たとえば、こちら(↓)です。ユーザの欲する情報が提供できているでしょうか?
3.再開拓 :情報を整理する
いったん開拓された土地でも、盛土や造成のやり直しによって、新しい価値が生まれる場合もあります。

情報に対する需要はありそうなのに、関連する情報が散らかっていたり、法律や規約などの難しい言葉でしかまとまっていなかったりすると、開拓の余地ありです。
難しくて取っつきにくい記事とならないように、自分の体験談を盛り込んだり、なるべく短めにまとめたりするのも良いかもしれません。そして最後に、エビデンスとなる法律や規約を参考として載せておけば、記事の信頼性も高くなるんじゃないでしょうか。
4.定期開拓 :季節モノや時間モノを狙う
需要が毎日あるわけではないけど、定期的な需要を見込んで、「検索空き地」を開拓することです。季節もの、定期的に発売される製品やサービス、定期的に放送されるテレビ番組などがこれに当たります。
たとえば、このような記事や、
このような記事です。
特に、この「スカッとジャパン」の記事は、主に放送時間中だけ異様にアクセス数が伸びます。この番組を苦手に感じている人がたくさんいるのかもしれません。
毎週、この記事のページビュー数を確認すると、「今週は嫌われる内容が多かったんだな」とか、「今週はあまり嫌われていないな」とか、番組に対する世間の反応が何となく見えますので、なかなか面白いですね。
5.未来開拓 :未来に向けて末永く稼ぐ
現時点ではあまり需要がないかもしれないけど、将来的な需要を見込んで、「検索空き地」を開拓することです。
たとえば、こちらの記事です。
この「未来開拓」の良いところは、たとえば「2020年問題」の記事であれば、2020年までの数年という長きにわたって、検索流入(アクセス・PV)を稼いでくれる可能性がある点です。これこそまさに、「ストック」としてのブログの本領が発揮される開拓方法と言えます。
固定記事(更新記事)としてまとめておき(頭の片隅においておき)、関連する情報を見掛けた際に、記事を更新するようにしています。好きなタイミングで更新するようにすれば負担になりませんし、更新のたびに記事の鮮度も保たれて、なかなか良い方法だと思います(はい、自画自賛です)。
こちらの記事(↓)なんかは、2カ月ほど前に仕込んでありますので、ボチボチと検索順位が上がってきていますし、この4月になったら結構伸びるんじゃないかと、秘かに期待しています。まぁ、世の中、そんなに甘くはないでしょうが・・・。
6.総合開発 :話題のトピックで大胆にまとめる
比較的新しいキーワードについて、大胆な「まとめ」に走ってみます。たとえば、「インフルエンサー」に関する記事などです。
ただ、「インフルエンサー」というワードだけでは、競合が多すぎて、検索に引っ掛かりません。当たり前です。ですので、「階級」や「カースト」といった、人々の気になる少し変わった視点を取り入れてみました。変わった視点があると、訪問者にも喜んでもらえると思います。
7.深掘り :異なる視点で分析してみる

以前、何かの記事で、「検索順位の上位を狙うなら、人と異なる視点の『分析記事』を書くのが良い」というようなことが検証結果とともに書かれていました。Google のアルゴリズムでは、同じテーマについて、同じような視点の記事ばかりが上位に表示されることのないように、異なる視点のサイトを一定割合だけ上位に持ってくるらしいのです。
そして、当ブログでそれに該当するのが、こちらの分析・検証記事です。
記事を書いた当初はまったく意識していませんでしたが、比較的上位に表示され、日々安定して数十件の検索流入を稼いでくれていますので、結果的に、異なる視点の記事として引っ張り上げてもらったのかなぁと実感しています。
8.空爆 :広い視点でオピニオンを投稿する
要は、流行りのテーマについて、広めの視点からオピニオンを投下することです。まとめ記事やアフィリエイト記事を書くばかりではなく、何かに「意見」してみたくなることって、誰でも時々ありますよね。インターネットは、そんな人類の「意見」を優しく受け止めてくれます。
と、エラそうに書いていますが、オピニオンというのは時勢や時流の影響を大きく受けますので、「ストック」型ではなく「フロー」型です。「フロー」型の記事を長期間にわたって検索してもらうのは、なかなか難しく、大した結果は得られていません。
せいぜい、このあたりの記事がボチボチと検索流入を稼いでくれている程度です(たぶん、タイトルのおかげ)。元々の検索ボリュームが大きいため、おこぼれを頂いている程度です。「空爆」なんて仰々しく言えるほど、効果は確認できていません。
9.つるはしビジネス :必須情報や参考情報を提供する

「つるはしビジネス」とは、米国のゴールドラッシュの時代に、金を採掘した人ではなく、ツルハシやジーンズを売った人が一番儲かった、という逸話に由来して、本流ではなく傍流で利益を上げるビジネスのことを指します。
この記事自体も、ブログを書く際の参考情報を提供しているわけですから、つるはしビジネスのようなものですが、ブログ SEO(検索エンジン最適化)に関するサイトやブログは無数に存在しますので、この記事もアップした直後には、ネットの海の藻屑となる宿命を背負ってます。南無~。
その他の「つるはしビジネス」としては、こんな記事(↓)があります。上に書いた「1.新規開拓」の「ZOZO おまかせ定期便」について、サービス利用時の不明点などを調べて独自にまとめた記事です。なかなかの PV を稼いでくれていますよ。
まとめ
まだまだ「新米」の域を抜け出せないブログ初心者ですが、実際の経験に基づいて、ネットの荒野に「検索空き地」を見つける9つの方法をまとめてみました。開拓方法はほかにもたくさんあるでしょうから、孤独なブログをチマチマと続けながら、この記事を更新していければと思います。孤独だと、検索に頼らざるを得ませんので、検索流入を狙う場合には適しているのかもしれません。。
ブログを始めたばかりの方や、「検索空き地」の開拓方法を整理して考えたい方にとって、何らかの参考になれば幸いです。