敏感の彼方に

HSPエンジニアがお送りする、前のめりブローグ

「片付け」は景色の一部と化した不要なモノとの闘い【片付けられない】

 

 

ミニマリストを名乗るほどではありませんが、身の周りのモノが散らかっているとそれなりにストレスを感じる程度には、お片付けや整理・整頓が好きです。

 

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景色の一部と化した「モノ」

昨日、自宅トイレでふと脇に目をやると、口がバッテンの可愛いうさこちゃんたちがこちらを見ていました。

 

幼児用のトイレスリッパに描かれた可愛いうさこちゃんなんですけど、残念ながら、もう誰もこのスリッパを使っていません。このスリッパに入るサイズの足の持主は、もはや我が家にはいないのです。

 

なのに、過去何年か使用してきた、という事実だけで、そのスリッパは立派にトイレの一画を占有し、まるで何十年も前からそこに存在し、未来永劫その場所を陣取っていそうな佇まいで、トイレの景色の一部と化してしまっています。

 

景色は「不要」と認識できない

これは良くないと思って、改めて家の中を見回してみると、誰がいつ読んだのか分からない本が机の上にあり、誰がいつ使ったのか分からない傘が玄関に置きっぱなしになっており、誰がいつ使ったのか分からない薬が棚の上にあり、誰がいつ処分するつもりなのか分からないカタログが床の上にあり、・・・といった具合です。

 

いずれも、不要なら元の場所に戻したり、処分したりすれば良いだけなのに、モノが景色の一部になってしまうと、それを「不要」と認識できなくなってしまいます。

 

片付けに至る3段階のハードル

また、一人暮らしなら、そのモノどもの所在の責任は、すべて自分が背負えば良いわけですが、複数人で暮らしていると、まず「誰の?」という持主の確認が発生し、誰のものかがはっきりした時点でようやく「片付ける」作業に取り掛かれます。

 

つまり、いったん景色に溶け込んでしまったモノは、「不要と認識」「持主の確認」「片付け」という3段階のハードルを乗り越えないと、次の段階に進めません。

 

1つ1つのハードルを乗り越えるのにも、それなりのモチベーションが必要なのに、ハードルが3つもあっては、当然ながら、その「モノ」は永遠にその場所を占有し続けることになるわけです。つまり、片付けられません。

 

誰が「不要」判定するか ― 「依存」との闘い

しかし、何だかんだ言っても、やはり一番のハードルは、特に複数人で暮らしている場合、「不要と認識」することではないかと思います。

 

それは、人間の「依存」気質と関係があります。

 

人間は残念ながら、仕事でも家事でも何でも、「誰かがやってくれる」という意識が少しでもあると、自ら進んで手を出さない傾向にありますよね。

 

モノの「不要判定」においても同じように、「誰かがいつかやるだろう」という意識が少しでもあると、誰も要/不要の判定をしなくなります。これでは、「お片付け」に向かって進んでいくはずありません。

 

HSP が判定に適している

というわけで、ボクが代表して要/不要を判定することにしました。

 

というのも、ボクには HSP の気があるからです。

HSP(Highly Sensitive Person)とは、病名のことではなく、感受性が生まれつき強く、ちょっとした環境の変化や他人の気持ちにとても敏感なため、五感の強い刺激や他人とのコミュニケーションに圧倒され、すぐに疲れてしまうタイプの人を表す心理学用語(参考記事:[HSP の新学期]繊細で感じやすいムスメの心は嵐が吹き荒れる)。

 

こちらの記事にも書きましたが、

www.overthesensitivity.com

 

HSP は、気付きたくもないのに、自分の周りの微妙な変化にもすぐに気が付きます。モノが移動していたり、向きが変わっていたり、汚れていたりすると、すぐにピンときます。

 

あるモノが不要かどうかを判定するには、まず、そのモノがある場所を占有し始める「変化」に気付かなければ話になりません。間違い探しのようなものです。

 

その点、HSP であれば、割りと容易にストレスなく変化に気付くことができます。

 

片付け実践中

というわけで、HSP であるボクが変化に気付き、そのモノがその場所を占有すべき必要性があるかどうかを考え、不要ならば持主を確認し、持主を確認できたら、それを片付けるように指示する、ということを実践しております。

 

まぁ、始めてしまえばどうってことないのですが、ボクが主導してしまうことで、ボク以外の家族の「依存性」は高くなってしまうんだろうな、という心配はあります。

 

なので、適度に声掛けするようにしています。

 

 

 

さいごに

あんまりうるさく言うと、ボク自身が「不要」と判定されて処分されそうです。

 

 関連記事 

 

www.overthesensitivity.com

 

 

 

 

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