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塾なし中学受験【実況|その8】S学園の過去模試の結果と今後の進め方

 

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さてさて、塾なしで偏差値60超の公立中高一貫校に挑戦する小6のムスメSの学習スケジュールや勉強の様子、学校や模試の成績などを、受験当日まで実況中継しているわけですが、今回は「(過去問ではなく)過去模試を受検した結果」がテーマです。

 

S学園の過去模試

先日の週末、現時点の実力を把握する目的で、模試を受けることにしました。模試といっても、現在進行形の模試ではなく、姉のムスメAが3年前に受けた大手専門塾「S学園」の模試を取ってあったので、それを自宅でやってみよう、ということです。

 

この模試は、3年前の6月に実施されたものであり、実力を推し量るには少々時期がずれてしまっています。ただ、S学園では、模試直前に類似問題を塾内で解かせるらしく(うるさいモンスター保護者を安心させるため?)、差し引きして現時点の実力を試すのに丁度よいかな、と判断しました。

 

開始時刻も試験時間も厳密に、本番と同じように実施しました。模試を受ける目的に「本番の雰囲気に慣れる」というのがありますが、これは成績以上に大切なことかもしれません。なので、このような数少ない機会を1つ1つ有効に利用します。

 

今回は、本番に向けた練習として、以下の2点を特に注意してもらいました。

  1. 分からない問題、時間の掛かりそうな問題(計算など)は、後回しにする。
  2. なるべく空白を残さない(特に、選択問題は、絶対に答える)。

 

模試の結果

早速、模試の結果です。

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当時の成績資料も残してあるので、偏差値や順位も確認することができます。あくまでも3年前の受検生との比較ですが、3科目総合で偏差値が 55.3 と平均を超えており、順位は 290人中 90位前後となっています。

 

この9月は学校の運動会の準備に加えて、地区の運動会の準備も忙しく、まだ本格的に受検勉強に着手できていません。また、この手の模試を受けたのは初めてですので、時間配分なども手探りで進めていったことでしょう。そのような状況の中で、塾生に割って入るなかなかの成績を出してくれたと思います。👏 パチパチ

 

適性Ⅰ(国語)の評価

課題文の長さは、本番の入試問題と遜色ありません。かなり長いです。出典は、解剖学者の養老孟子さんやノーベル賞受賞者である益川敏英さんの書籍となっており、読みごたえも十分です。当たり前ですが、学校のテストのレベルをはるかに凌ぐ内容です。

 

平均点もかなり低い結果となっていますが、その中でも良い点数を取れたのは、豊富な読書量のおかげでしょう。ムスメSは、嬉々として次から次へと本を手に取り、論説文から小説、漫画に至るまで、1~2日に1冊のペースで読書していますので、活字をまったく苦にせず、速読も勝手に身に付いているようです。やはり、読書の習慣は大事です。

 

問題を解くテクニックを身に付けていけば、あと 10~20点ぐらいは上乗せできるんじゃないかと期待させてくれる結果でした。

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適性Ⅱ(算数)の評価

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速度の問題が出ていますが、まだ学校で習っておらず、自宅でも特に先取りしていなかったため、この大問でまるまる 20点を放棄したことになります。それ以外は、計算問題、割合の問題、立体図形の問題で少しずつ取りこぼしていました。

 

理解は十分にできているため、あとは軽微なミスをどれだけ抑えられるかです。初めて見る問題にも動揺しないように、少しずつ演習量を増やしていきましょう。また、算数には必ず、相手にしてはいけない問題(いわゆる「捨て問」)が紛れ込んでいますので、それの見極めもしっかりできるように、やはり色んな問題に取り組むしかありません。

 

適性Ⅲ(理科+社会)の評価

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理科は、一番考えさせる「振り子」の問題が難しく、多くの受検生があまり得点できない中、ムスメSが半分程度できていたのは、嬉しい誤算でした。理科は得意科目で、初めて見る問題でも「感覚」で解けるようです。こういう「感覚」は、高校や大学に進んでも有用ですから、大事にしていきたいところです。

 

理科については、天体、回路、力(振り子、てこ、天秤、輪軸・滑車)など、基礎さえ押さえておけば何とかなる問題も多いため、自宅学習の利点を生かして効率的にクリアしていくことにしましょう。

 

社会は、都道府県や農業に関する知識だけを問うものであり、覚えていれば解ける、覚えていなければ解けない、という類の問題でしたが、本番では、この手の単純な問題はあまり出されないでしょうし、出るとしてもわずかでしょうから、この時点で出来/不出来を問うことにあまり意味はなさそうです。

 

本番で圧倒的に多いのは、グラフや表などの資料から情報を読み取らせ、割合や比を求めさせ、それらに基づいて原因や理由を答えさせる問題です。今回のように知識的な問題については、いちいち個別に学習するよりも、親子でニュースについて語り合ったり、地理や歴史のクイズを出し合ったり、定期購読している毎日新聞出版の『月刊 ニュースがわかる』を読んだりする方が、時事問題にも強くなって一石二鳥だと思います(もちろん、学校で習うレベルの知識は満たしていることが前提です)。

 

総評

人生初の模試にしては、まずまず良い結果だったと思います。もちろん親としては、その「結果」を褒めるのではなく、これまでに注いできた努力などの「プロセス」をしっかりと認めてあげました。受検の山登りは、まだ始まったばかりですからね。

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とは言え、自宅受検ですので、会場受検よりも心にゆとりがあったでしょうから、実際にはもう少し低い結果だったはずです。その点も含めて、「今後もこの調子で頑張っていこうね」ということで、ムスメSとの会話を締めくくりました。

 

 

 

つづく

次は、小規模専門塾「Rゼミ」の過去模試に取り組んだ結果です。

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