敏感の彼方に

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【インフルエンシーの流儀7か条】インフルエンサーとの上手な関わり方

 

 

今のこの社会は、お金が絶対的な価値を持つ貨幣経済社会です。お金さえあれば、大抵のことは解決してしまいます。

 

でも、ネットや SNS の発達に伴って、お金とは別に、評価(人気)が大きな価値を持つようになってきています。つまり、Twitter のフォロワ数やブログの PV 数などに価値が置かれる「評価経済社会」です。

 

この評価経済社会では、お金をたくさん持っているからといって、すぐに人気者になれるわけではありません。逆に、フォロワ数や PV 数が充実していれば、お金は後からついてきます。

 

そんな「評価経済社会」は、大きく分けて2つの層から構成されます。

  • インフルエンサー(影響を与えて、評価される側)
  • インフルエンシー(影響を受けて、評価する側)

 

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インフルエンサーは、政治家、経営者、俳優、タレント、ブロガーなど、社会の中の限られた人たちで、その言動が多くの人に大きな影響を与えます。

 

一方、ボクのようなインフルエンシーは、そんなインフルエンサーの影響を大きく受けて、インフルエンサーを支持したり、称賛したり、アクセスしたりします。

 

ネットや SNS の普及で誰もが情報発信できる今、誰もがインフルエンサーであり、誰もがインフルエンシーでもあるわけですが、影響を受けるよりも与える割合の方が大きい人を「インフルエンサー」、影響を与えるよりも受ける割合の方が大きい人を「インフルエンシー」と考えることができます。

 

www.overthesensitivity.com

 

インフルエンシーにとって、インフルエンサーは羨望の的です。そう、誰もがインフルエンサーに憧れます。

 

でもね、鼻ホジリながらこの記事を読んでいるインフルエンシーのあなた!

 

あなたの振る舞いこそが、インフルエンサーという存在を生かすことにも殺すことにもなるんです。だって、「インフルエンサー」は、「インフルエンシー」がいるからこそ、「インフルエンサー」でいられるわけですからね。

 

以下では、インフルエンシーの心得として、インフルエンサーと上手に関わっていく7か条を独断と偏見でまとめてみたいと思います

 

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【その壱】インフルエンサーはアイドルだ! 

「アイドル」とは「偶像」です。「偶像」とは、信仰や崇拝の対象です。

 

インフルエンサーは、雲の上の存在で、インフルエンシーが容易に近づける領域ではありません。ですので、信じて崇めるしかないのです。

 

間違っても、「自分もインフルエンサーになれる」などと安易には考えないことです。インフルエンサーは、戦略や努力もさることながら、インフルエンサーになることを宿命づけられた人たちなのです。

 

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【その弐】インフルエンシーはファンだ!

インフルエンサーが「アイドル」なら、インフルエンシーは「ファン」です。

 

ファンのなすべきことは、アイドルをただ盲目的に信じて愛することだけです。そうすることに理由など要りません。

 

アイドルが微妙に間違った方向に進んでいても・・・それを疑問に感じる必要などありません。信じればよいのです。

 

 

【その参】評価こそすべてだ!

アイドルたる「インフルエンサー」は、「人気」や「評価」を養分にして生きています。当然、人気や評価を得られなければ、生きていけません。

 

もし、信じるべきインフルエンサーが見つかったなら、人気や評価を定期的に注入しなければなりません。さもなければ、せっかく見つけた信仰の対象が姿を消してしまいます。

 

間違っても、お金を注入してはいけません。注入するのは、人気や評価です。
※ 人気や評価に値するお金の注入が必要な場合も当然あります。

 

【その肆】「対等」と思い込むのだ!

1人のインフルエンサーに対して、1万人のインフルエンシーが存在するとします。

 

インフルエンサーから見て、1人ひとりのインフルエンシーは、全体の1万分の1に過ぎません。でも、インフルエンシーからは、インフルエンサーがすべてに見えます。

 

この差は、評価経済社会の最も悲しむべき側面です。しかし、これをあまりに深く考えすぎると、評価の「熱」が冷めてしまうおそれがあります。

 

これを解決するには、「対等」であると思い込むしかありません。思い込むのは自分の勝手ですからね。「One for all, All for one」などとキレイごとを言っている場合ではありません。基本は、P2Pですよ。

 

 

【その伍】差し引きゼロだ!

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インフルエンサーが与える影響と、インフルエンシーが下す評価は、バランスよく、差し引きゼロであるのが健全な姿です。

 

たとえば、たくさん評価しているのに、インフルエンサーから与えられる影響が少ないと感じた時は、両者の歯車が少し狂ってきている可能性があります。

 

評価が過大なのかもしれませんし、影響が過小なのかもしれません。

 

冷静になって、両者の関係を客観的に見つめなおす必要があります。もし、影響が減少傾向にあるならば、評価の縮小も視野に入れます。

 

【その陸】インフルエンサーだって人間だ!

インフルエンサーは「アイドル」なんですが、人間でもあることを忘れてはいけません。人間ということは、間違う時だってあります。

 

少しの誤りであれば、聞き流しましょう。だって、アイドルなんですから。

 

でも、あまりに大きな誤りの場合は、たとえ相手がアイドルだからといって、容赦することはありません。意見をぶつけましょう。それが相手のためでもあります。

 

ただし、1万分の1のインフルエンシーなら、たとえ1万倍のボリュームでツッコミを入れても、インフルエンサーには、たった1のボリュームでしか聞こえません。これでは、まったく聞こえません。

 

言いたいことがある場合は、インフルエンシーを束にして、ボリュームを稼ぐしかありません。それが、インフルエンサーのためと思ってね。

 

【その漆】諸行無常だ!

「インフルエンサー」や「インフルエンシー」という層は、固定されたものではありません。インフルエンサーがインフルエンシーになり、インフルエンシーがインフルエンサーになり、ということを繰り返すだけのことです。

 

インフルエンサーへの信仰熱も、やがて冷める時がきます。インフルエンサーがインフルエンシーへと姿を変える瞬間ですね。

 

そんな時は、温かくインフルエンシーの世界に招き入れてあげましょう。

 

次は、あなたがインフルエンサーになる番かもしれませんよ。

 

 

 

まとめ

以上、しがないインフルエンシーの視点で、インフルエンサーとの関係性を考えてみました。

 

インフルエンサーから影響を受けるのは勝手ですが、愚直すぎる愛は、時に自らを破滅へと追いやってしまう可能性があります。

 

インフルエンサーの「影響」の源泉は、インフルエンシーからの評価そのものにあるため、インフルエンサーを生かすも殺すも、インフルエンシー次第であることは間違いありません。

 

 

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