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塾なし高校受験【実況|その15】仕上げの勉強法|最後に勝つのは執着心

 

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さてさて、塾なしで偏差値70の公立高校に挑戦する中3のムスメAの学習スケジュールや勉強の様子、学校や模試の成績などを、受験当日まで実況中継しているわけですが、今回は「仕上げの勉強法」がテーマです。

 

本命受験日まで残り3週間と少し

昨日で中学生最後の定期テストが終わり、いよいよ本格的に受験モード突入です。

 

推薦で行き先を決めたクラスメートもいれば、高専の合格を勝ち取った友人もいたりして、周りの進路が少しずつ確定してきています。そのような環境の中でも、ムスメAはしっかりと自分の目標を見定め、着々と勉強を進められているようです。

 

手元には、受験する私立高校(KS高校(2/10 受験)、R高校(2/12 受験))の受験票が届き、いよいよ感が高まりますが、浮つく気持ちを抑えつつ、ラストスパートの追い込みです。そんな大詰めの勉強をどのように仕上げていくか、まとめておきましょう。

 

国語と社会については、前回の記事から特に変更ありません。淡々と。

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数学

ムスメAと協力して、以下のような教材から、本命校(S高校)で出題されそうな問題、それほど難しくないのに間違えた問題、合否の分かれ目になりそうな問題を抽出しました。

  • 普通科(共通問題)の過去問
  • S高校(偏差値71)の過去問
  • SG高校(偏差値71)の過去問
  • M高校(偏差値69)の過去問
  • 過去に受けた模試
  • 担任の先生(数学担当)が特別に作ってくれたプリント

 

数学はそれほど得意ではありませんので、難しすぎる問題は自信を失うだけですし、どうせ本番でも解けません。なので、標準より少し高いぐらいのレベルに的を絞って、そのレベル以下の問題を確実に解けるようになることを目標としています。

 

抽出の結果、約50問が出そろいました。これを本番までに、時間の許す限り何度も(少なくとも2~3回)解き直して、類似問題に対処できるようにしていきます。

 

結局、よく推薦される以下のような問題集を、本命校の特色に合わせてムスメ用にさらにカスタマイズした結果、みたいなものですね。

受験生の50%以下しか解けない 差がつく入試問題 数学 改訂版

受験生の50%以下しか解けない 差がつく入試問題 数学 改訂版

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: 旺文社
  • 発売日: 2016/11/02
  • メディア: 単行本
 

 

何度も解いていると、答えを覚えてきて、解くのが馬鹿らしくなってきますが、それぐらいになってやっと、緊張する本番でもスラスラと回答できるようになります。

 

英語 

S高校の入試では、1000~2000ワードにも及ぶ超長文が2題出題されますが、必要な部分を読み取って設問に答える訓練を積んだ結果、長文については7~9割ほど得点できるようになってきましたので、最後にリスニングの精度を高めていきたいところです。

 

リスニングは、センター試験や大学入学共通テストを意識しているのだと思いますが、原稿が1回放送される場合と2回放送される場合の2パターンあります。

 

2回放送される問題は、数字や曜日・時間が出てくることがほとんどであり、素早く正確にメモを取れるようになるほど、正答率も高くなります。これまでもメモは取っていますが、不要な情報を書いていたり、そのせいで重要な箇所が抜けていたり、ということが少しありました。なので、本番までに可能な限り練習を重ねます。

 

一方、1回放送される問題については、シャドウィングに利用しています。まずは日本語訳を読んで意味を理解した後、英文原稿を見ながら放送に合わせて読んでいきます。ネイティブの発音や呼吸のタイミングを真似る練習を繰り返すと、驚くほど英語が聞き取れるようになります。長文をスラスラと読む練習にもなりますので、一石二鳥です。なので、このシャドウィングも本番まで続けていきます。

 

その他、頻出単語・熟語を毎日少しずつ確認するとともに、私立の過去問や以下の問題集から抽出した文法問題も、本番まで繰り返し解いていきます。

大阪府公立高入試 英語C問題対策問題集

大阪府公立高入試 英語C問題対策問題集

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: 英俊社
  • 発売日: 2016/07/04
  • メディア: 単行本
 

 

理科

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理科については、SG高校の過去問、M高校の過去問、過去に受けた模試を中心に、問題を解いて間違えた部分を覚え直す作業を繰り返します。また、苦手分野(電気、天体、地震、水蒸気)が割りとはっきりしていますので、Z会のワークで振り返ってみたり、2020年受験用 全国高校入試問題正解 理科・社会(特に、都市部や私立)から苦手分野をピックアップして解いてみたり、ということをしています。

 

最後は楽しく執着心

ムスメAは、「早く当日がこないかなぁ。どんな問題が出るんだろう」とつぶやいています。それなりに、しかも自主的に、やるべきことをやってきた、という自負があるのでしょう(ただ、早く自由になりたいだけかもしれませんが・・・( ゚Д゚))。

 

もちろん勉強量も影響しますが、最後は、「どれだけ楽しく執着心を持って試験に臨めるか」が合否の決め手となるんでしょう。今や、中毒と言えるぐらい勉強は楽しめているようです。あとは、「絶対にこの学校に入ってやる!」という執着心をどの程度まで高められるかですね。ガンバレよ。応援してるからな。

 

 

 

つづく

次は、受験直前の様子です。残りわずかとなりましたが、まだまだ試行錯誤は続きます。

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