敏感の彼方に

HSPエンジニアがお送りする、前のめりブローグ

子どもに「病気・発熱で寝込んでくれ」と思ったのは、ボクだけじゃない

 

 

今日、こちら(↓)のエントリを拝見し、「かあさん」とは少々違う立場ではあるものの、同じようなことを経験してきたので、身につまされる思いがしました。

 

我が家では、末っ子が小学校に入学したことで乳幼児がいなくなり、第1子が生まれる前の「平穏」とまでは言えないものの、その6~7割ぐらいの平穏が戻ってきたことについては、以前書きました。

 

ただ、そこに至るまでには、冒頭のエントリに書かれていることなどを含めて、山あり谷ありの毎日を、体力的にも精神的にも何度か限界が見え隠れする中、それでも必死になって進んでいた記憶があります。ひと段落してみると、それらすべてが忘れ難き良い思い出にもなっているんですけどね。

 

ボク自身は、組織に属したり属さなかったり、フリーランサーとしても外で働いたり在宅で働いたり、いろんな働き方をしてきました。そのあたりのことは、以下のような過去記事にちょっと書いていますが、乳幼児がいるのに在宅で働くことの「恐ろしさ」についても、十分に理解しているつもりです。

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とは言え、子育てをツマと折半できるボクなんかは、在宅フリーランスといっても甘い方ですね。折半どころか、ツマが半分以上を背負ってくれます。1人で一日中、子どもの相手をしなければならない在宅フリーランサーの大変さの足元にも及びません。

 

それでも、自分なりに大変な思いをしたことに違いはありません。振り返ってみると・・

  • こちらの状況などお構いなしに、へばりついてくる!
  • なので、頭の中で組み立てていた考えや計算などが、途中ですべて吹き飛ぶ
  • ボク自身が HSP 気味なので、子どもの声が聞こえると、まったく集中できない
  • なので、耳栓をしていたら、電話を取り損ねることがあった
  • 頼んでもないのに、おもちゃやお菓子をどんどん運んでくる
  • なので、机の上がいつも雑然とし、ついでに頭の中もグチャグチャ
  • いつ奇声を発するか分からないので、お客さんと電話しづらい

 

自分で言うのもアレですが、ボクは割りと気が長い方なんです。でも、乳幼児と同じ屋根の下で仕事することって、もはや地獄です(完全に隔離して、誰かが四六時中見てくれているなら別です)。なので、なるべく外に働きに出たり、早朝に仕事をこなすようにしていました。この習慣は、今も残っています。

 

そんなドタバタの日々ですが、乳幼児というのは免疫が十分に発達していない分、よく熱を出しますし、特に病名の無い、あえて言うなら「風邪」という病気で寝込むことも少なくありません。

子供 発熱 病気 寝込む

ある日、ムスコNが熱を出しました。3人目の子どもにもなると、乳幼児がその年齢・季節に罹りそうな病気はだいたい頭に入っていますし、どの程度の熱や症状なら危険そうかも、おおよそ分かるようになります(まぁ、素人判断はリスクも伴いますけどね)。その時は、しばらく家で様子を見ることになりました。

 

普段は、壁や天井を破壊してしまいそうなぐらい元気に暴れまわっているムスコNですが、その時は、お地蔵さんのように穏やかな顔をして、スヤスヤ寝ていました。

 

その様子を見たボクは、罪悪感を少し感じながらも、「こうやって病院に行くほどでもなく、子どもが寝込んでくれると、少しホッとするな」とツマに話し掛けました。

 

まずいことを言っちゃったかな、と思いましたが、ツマも「うん、うん」とうなずいていました。そう話し掛けるのを待っていたように感じました。

 

結局、その日と翌日の2日間にわたって、ムスコNは、取り立てて症状がひどくなることもなく、静かに寝て過ごしてくれましたので、仕事がすごくはかどりましたし、忙しさの中でトゲトゲしくなっていた夫婦関係も、少し霧が晴れたような状態に戻りました。

 

病院に行くほどでもない症状で子どもが寝込んでくれることって、育児に疲れ気味だったボクらのような夫婦にとっては、神様がくれた大きなプレゼントに思えます。年に数えるほどしかありませんが、その時間は、ものすごく貴重です。たまっていた仕事を片付けたり、育児でたまったストレスを発散したり、ということを集中的に意識してやるようにしました。脳内の 51% は「👼 早くよくなれ!」と思い、残り 49% は「👿 もう少し寝込んでくれ」と思いながら。

 

スクスクとたくましくなったムスコNは、今日も朝から壁や天井を破壊しそうな勢いで飛び跳ね回り、スクスクと大きく育ったムスメたちに嗜められていました。

 

育児は大変ですが、それも小学校までです。中学生にもなれば、相手して欲しくてもしてくれません。というか、部活などでほとんど家にいなくなりますので、主に食事の時に出会う「同居人」ぐらいの感覚になります。これぐらいの距離感も悪くないなぁ、などと思っています(もちろん、大きくなったらなったで、いろんな問題を持ち帰ってはきますけどね)。

 

乳幼児期を乗り越えた後に夫婦で取り戻す「平穏」は、子どもを持つ前の「平穏」とはまた別の深い味わいがあります。今は大変な時期の真っただ中になる方々も、何とか力を合わせて乗り切ってほしいと思います。

 

現場のオヤジからは、以上です。

 

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