ブログを始めて 3年ほど経過しました。巷では、ブログの1年継続率が 30%とか、2年継続率が 10%とか、いろいろ言われていますね。また、Youtube などの動画を主戦場とする人が増え、ブログから早々に退散する人は増える一方です。そんな状況でも3年間続けてこられたのは、書くことを「面白い!」と感じられるからです。

雑記ブログからスタートして、今も雑記ブログなんですが (*'▽')、執筆するテーマは自然と「HSP」「フリーランス」「子育て・教育」「時事ネタ」あたりに絞られてきました。
ただ、いくら「面白い!」と感じても、それだけで長続きするものではなく、モチベーションの維持にはそれなりの理由があるのです。その理由を簡単に紹介しますね。
1.フォロワーの存在
はてなブログには、「読者」という強力なサポータが存在します。現時点で、691名もの方が登録してくださっています。
読者がいなければ、記事をアップしても「シーン」と静寂が続くだけですが、はてなブログでは、読者の誰かが必ず見てくれます。見てくれる人の多少に関わらず、「1人でも見てくれる(だろう)」という期待があるため、それが「書こう!」という気持ちにつながります。本当にありがたいことです。
フォロワーを増やすには、Twitter や Instagram などと同様に、やはり相互フォローが効果的です。他人のブログを眺めることは、ブログ執筆の勉強にもなりますので、積極的にいろんなブログをフォローしてみることをお勧めします。
2.アクセス音
以前、ブログを書く際のモチベーションをアップさせる方法として、Google Chrome(クローム)の「Startup Bell(スタートアップ・ベル)」というアドオンのことを書きました。
このアドオンを入れておけば、地球上の誰かが自分のブログにアクセスした際、それを「キンコ~ン」という音で知らせてくれるのです。音色はビミョーな気もしますが、まさしく「訪問」という感じです。
思わず、「どうぞ! お入りください! ごゆっくり!」と言いそうになります。
3.はてなスターやブックマーク
ただ訪問してもらえるだけでも有り難いのですが、「はてなスター」や「はてブ」で足跡を残してもらえると、やはりモチベーションはググっと高くなります。人間ですからね。
4.検索流入
読者やはてなブロガーに閲覧していただくのと同じぐらい、検索流入も嬉しいですね。
星の数ほどもある世界中のサイトやブログの中で、何の縁かは分かりませんが、わざわざ自分のブログに到達してくれたわけですからね。嬉しくないはずがありません。

このブログへのアクセス(PV)は、検索流入が90%前後となっています(それだけ、読者やはてブ経由のアクセスが少ないってことにもなりますね(汗))。毎日、たくさんの方々に検索で訪れていただいて、やる気が出ないはずがありません。
5.検索順位
検索流入を意識している方は、狙ったキーワードで自分のブログが検索結果の何位に現れるか、たまにチェックしますよね? その結果、Google(グーグル)の1ページ目に現れようものなら、小躍りして喜ぶことでしょう。
このように、狙ったキーワードで何位に表示されるのかを知りたい時には、ご存知の方も多いでしょうが、「検索順位チェッカー」が役立ちます。
検索順位を調べたいページの URL と、狙っているキーワードとを入力して、「チェック」ボタンをポチっとすれば、Google、Yahoo、Bing それぞれで検索した場合の順位を取得できます(スマホの検索順位も取得できて嬉しい!)。
ただし、順位を取得できずに「取得失敗」となる場合も多いんですよね。そんな場合の検索順位の調べ方は、この記事の最後の「おまけ」にて記します。
また、GRC もお忘れなく。ブログ黎明期から親しまれてきた検索順位チェックツールです。
6.後でシェア
「はてなスター」や「ブックマーク」は、モチベーションアップの強力なきっかけとなりますが、これらはだいたい、ブログ(記事)を読んだ直後にいただけるものです。
これと同じぐらい嬉しいのが、ある程度時間が経ってからのシェアです。
投稿した記事は、だいたい2~3日も経つと誰にも見られなくなり、そのままネットワーク上の広大な情報の海の中に沈んでいくだけです。
そんな中、上のように検索でやってきてくれるだけではなく、「はてブ」などしていただけるということは、その人にとってブックマークしたくなるほど有用な記事だった、ということですよね。こんな役立ち方も、モチベーションアップにつながります。
と言いつつ、そんな記事はあまりないんですよね。せいぜいこれらぐらいです。www.overthesensitivity.com
7.ブログの成長
ブログをやっていると、ドメインパワーという言葉を聞きます。そのブログのドメイン(このブログなら「overthesensitivity.com」)の強さのことで、このパワーが大きいほど、検索に強いサイト、ということになります。
ドメインパワーは、ブログ開始後3カ月経ってから徐々に上がり始めるとか、100記事達成した時点から上がり始めるとか、都市伝説なのかどうかもよく分かりませんが、実際に Google Analytics(アナリティクス)や Search Console(サーチコンソール:サチコ)を眺めていると、右肩上がりの状況になってくればすぐに分かります。

このような「右肩上がり」と合わせて、モチベーションも右肩上がりになるような気がします。ただし、いつまでも「右肩上がり」というわけでもないでしょうから、あまり期待はし過ぎないようにしています。
以下のようなサイトで、ドメインパワーを計測できます。そのドメインの価値(値段)も併せてチェックできますので、面白いですよ。あなたのブログは、おいくらですか?
8.引用
はてなでは、自分のブログの記事が誰かに引用されると、通知が来ます。
引用されるってことは、そこに大きな目的なり関連があるわけで、それはそれでシェアやブックマークとは異なる喜びがあります。
9.収益

アドセンスやアフィリエイトを利用している以上、「収益なんて興味ない」とは言えません。
このブログは、自分の考えをまとめ、備忘録として記録したものをネットに公開して、少しでも多くの人に役立ててもらおうという趣旨で運用しており、それほど収益化にこだわってはいません。それでも、平均して1日にジュース1本~缶ビール1本分ぐらいの収益を上げてくれているみたいです。これはこれで、素直にうれしいです。たまにバズると、福沢諭吉さんがやってきます。
【おまけ】検索順位の確認方法
Google(グーグル)の検索結果は、ユーザごとに順位が異なります。Google は、閲覧履歴やアクセス状況などに応じて、そのユーザに最適の順位で検索結果を表示してくれます(有り難いというか、迷惑というか・・・)。
ですので、ただ単にキーワードを打ち込んで検索結果を表示させても、それは、そのユーザに最適な検索順位であって、ほかのユーザにはそのように表示されません(基本的に、自分のサイトは、他ユーザへの表示よりも上位に表示されます)。
これでは、検索順位を確認している意味がありません。
そこで使えるのが、ブラウザの機能の1つである「シークレットモード」「プライベートモード」などです。
シークレットモード(プライベートモード)を使うと、閲覧履歴やアクセス状況などに関係のない「生」の検索順位が分かります(「こんなに順位低いの?」とびっくりするかもしれません。落ち着いて!)。
※ ただし、厳密にはシークレットモードでも、あなたの現在地などによって、表示される内容は異なります(たとえば、飲食店や位置に関する情報など)。ですので、検索順位はあくまでも目安です。
では、代表的なブラウザごとに、シークレットモードの使い方を確認しましょう。
■ Google Chrome(クローム)
ウィンドウの右上にある「Google Chromeの設定」を開くと、メニューの上の方に「シークレットウィンドウを開く」があります。それをポチっ。

すると、以下のようなシークレットモードのウィンドウが開きます。このウィンドウで検索すると、閲覧履歴やアクセス状況などに関係のない「生」の検索順位が分かります。

ショートカットキーを使うと、さらに便利です。
- Windowsの場合: Ctrl+Shift+N
- Macの場合: ⌘+Shift+N
■ Safari(サファリ)
iPhone などのスマホで利用する場合は、Safari を立ち上げた画面の右下に出てくる「ひし餅」ボタン(タブボタン)をタップすると、

画面の左下に「プライベート」という文字が現れるので、これをタップして、「プライベート ブラウズ モード」を立ち上げ、「完了」をタップすれば OK です。
元に戻す場合は、同じく「ひし餅」ボタンをタップして、ハイライト表示されている「プライベート」をタップした後、「完了」でOK。簡単ですね。
■ Internet Explorer
ウィンドウの右上にある「ツール」を開くと、メニューの上の方に「セーフティ」があります。その中の「InPrivate ブラウズ」をポチっ。

立ち上がったウィンドウで検索すると、閲覧履歴やアクセス状況などに関係のない「生」の検索順位が分かります。
ショートカットキーを利用するなら、「Ctrl+Shift+P」です。簡単ですね。
まとめ
以上、ブログの執筆・更新・継続のモチベーションが上がる瞬間を9つ挙げてみました。ブログ経験の長い方は、これ以外にもたくさん、「やる気」を引き起こす自分なりのきっかけをお持ちのことでしょう。
ブログには「自己満足」という側面も大いにありますが、それだけではなかなか続けられないものです。色々なモチベーションのきっかけを身の回りに散りばめて、少しでも長くブログを続けていきたいものです。