敏感の彼方に

HSPエンジニアがお送りする、前のめりブローグ

アニメガホン|ドラえもんの道具に勝るボイスチェンジャ登場!

 

 

また1つ、ドラえもんのひみつ道具が現実のものとなりました。

 

声をリアルタイムで変換するメガホン「ANIMEGAPHONE(アニメガホン)」です。

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群衆大国日本。無数の混雑が発生するこの場所で、常に必要となる群衆整理をテクノロジの力で、もっとスムーズにできたら? ANIMEGAPHONE(アニメガホン)は、最先端の音声変換技術を搭載した全く新しいメガホン。声を発したその瞬間、使用者の声をリアルタイムにアニメ声へと変える。コンサート会場、セール会場、その他大型イベントなど、今後、様々なシーンでの応用が期待される。

 

以前、ドラえもんのひみつ道具「ほんやくコンニャク」のような自動翻訳機になるGoogle(グーグル)初のワイヤレスイヤホン「Pixel Buds(ピクセルバズ)」を記事にしました。

www.overthesensitivity.com

 

 

今回の ANIMEGAPHONE(アニメガホン)は、ひみつ道具の「声紋キャンディ製造機(声のキャンディ)」に近いですね。

 

「声紋キャンディ製造機」は、付属のマイクで声を録音すると、声紋が分析されて、その声紋を完璧にコピーした飴(あめ)を作ってくれます。そして、このアメを舐めると、録音した声が出せるようになるわけです。ちなみに、キャンディの効き目は 30分しか続きません。

 

ANIMEGAPHONE(アニメガホン)では、人工知能(AI:Artificial Intelligence)技術を利用してリアルタイムで声が変換されますので、「声紋キャンディ製造機」以上の実力と言えますね。

 

「アニメガホン」の用途 
  • コンサート会場では「アーティストの声」で案内・誘導
  • 会社では「社長の声」で訓示
  • DJ ポリス
  • カラオケ(音痴は変わりません)
  • 避難訓練の誘導(訓練にならない可能性大)   などなど

 

「アニメガホン」のテクノロジ クリムゾンテクノロジー(株)開発の「リアルタイムボイス変換 AI 技術(リアチェンvoice)を応用して、統計的声質変換法により変換前後の声を分析・時間的マッチングが行われます。これにより、あらかじめ学習させた別人の声として、言語やイントネーションなどを保ちながら声質を変換できます。

 

 

現在のところはレンタルでの提供が想定されており、試用希望を ANIMEGAPHONE 公式サイトで受け付けています。価格などは、複数の実地テストの後に設定されるそうです。

 

第1回の実地テストはガレージキットのイベント「ワンダーフェスティバル」(2月18日(日)、幕張メッセ)の予定で、声優の平田広明さんや小岩井ことりさんの声を事前登録したメガホンが使われます。

 

平田広明さん:「ONE PIECE」(サンジ役)、「宇宙兄弟」(南波六太役)、「TIGER & BUNNY」(鏑木・T・虎徹 / ワイルドタイガー役)、「パイレーツ・オブ・カリビアン」(ジャック・スパロウ役)など

小岩井ことりさん:「のんのんびより」(宮内れんげ役) 、「アイカツ!」(大地のの役)、「チェインクロニクル ~ヘクセイタスの閃~」(ユリアナ役)、「白猫プロジェクト」(フラン・ポワリエ役)など

 

今後、市販の可能性は、その価格は、・・・気になりますね。

 

 

 

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