敏感の彼方に

HSPエンジニアがお送りする、前のめりブローグ

人生を変える3つの最強習慣「No.1 超早起き編」メリット・デメリット

 

 

自分の人生を生きる

のっけから、実に難しいテーマを掲げてしまいました。

そもそも、「自分の人生」とは、「人生を生きる」とは、何なんでしょうね?

 

「自分らしい人生」

明確な定義があるわけではありませんが、「自分らしい人生」と言い換えることができそうです。

 

人は誰しも、この社会で生きていくために、たくさんの仮面を用意しているのではないでしょうか? 学校用の仮面、会社用の仮面、家庭用の仮面、地域用の仮面・・・。

 

そんなにもたくさんの仮面を用意しているのは、「他人に迷惑を掛けたり不快感を与えたりしないように」と気づかって、なるべく波風を立てずにこの社会を渡り歩いていくためであり、また、その場の場面に自分を合わせて当たり障りなく無難に対処しつつ、そのように演じ分けられる自分をアピールする意味合いもあるのでしょう。

 

確かに、この社会で生きていくには必要なことかもしれませんが、仮面ばかりかぶっていると、本来の自分をつい見失ってしまいます。今は、ネットや SNS の発達で、仮面をかぶる時間が以前よりさらに長くなっている人も多いことでしょう。

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たまには仮面を外して、自分の「好き」という感情や喜怒哀楽と真正面から向き合い、そして、自分の望む世界を頭の中でただ妄想するだけではなく、行動を起こしてみることも大切です。

 

即断即決型であれ優柔不断型であれ、何かをする時には、それを自分で選んで決め、その結果としてどのような未来が訪れようとも、その結果をすべて受け入れる・・・そんな生き方こそ、「自分らしい人生」ではないでしょうか。

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「人生を生きる」

これも明確な定義があるわけではありませんが、「人間らしく生きる」と言い換えることができそうです。

 

「食べたい時に食べ、寝たい時に寝る」というような動物的な生き方も、時には大切ですし憧れますが、そればかりでは張り合いがありませんし、いずれ飽きてしまいます。

 

人間が動物と違うのは、自分の人生を自分の意志でコントロールして支配できることです。もちろん、最終的な結末というのは、自分の力の及ばない運命や宿命によって決まることなのかもしれませんが、そこに至るまでの道程は、時間の使い方であれ日々の過ごし方であれ、自分の意志を大いに反映させることができます。

 

その結果として訪れる未来は、上に書いたように柔軟にすべて受け入れる・・・そうやって生きてこそ、「人間らしく生きた」と言えそうです。

 

「自分の人生を生きる」ための習慣付け

自分の人生を自分の意志でコントロールして支配し、自分の「好き」という感情を大切にしつつ、喜怒哀楽と真正面から向き合って、自分の望むように生きた結果を最終的に自分事としてすべて受け入れられれば理想的です。

 

でも、生きていくためには勉強や仕事をしなければならず、家庭や地域のことも含めて、いくら時間があっても足りません。また、あらゆる方面から情報が押し寄せてくるため、自分の中で整理して取捨選択していかなければ、すぐに溺れてしまいます。そして、そのような厳しい環境を生き抜くには、心身ともに健康であることも必要です。

 

こう考えると、「自分の人生を自分らしく生きる」ためには、いきなり「好き」に向かって突撃していく前に、そのベースとなる習慣を身に付けることによって、「好き」に向かっていける「地力」を養うのが先ではないかと思えてきます。

 

そこで、「地力」を養うのに有効と思いながらボクが続けている最強無敵の3つの習慣を簡単に紹介していきたいと思います。

 

習慣(その1): 超早起き

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このボク、超早起きです。

 

どれぐらい早起きかと言うと、毎日だいたい3時ごろ起床します。別に夜勤や早朝の仕事でもないのに、です。もう 10年ほど、超早起きを実践し続けています。

 

このように早起きになれたのは、子どもたちがきっかけを与えてくれたからです。

 

ムスメAが2~3歳ごろまでは夜型人間でした。仕事で遅くなることも多々ありましたし、仕事がなくても、ついつい夜更かししていたものです。

 

育児にもなるべく関わろうと思って、ムスメAを寝かしつけることもしばしばありましたが、基本的に夜型人間ですので、寝かしつけた後に残っていた仕事を片付けたり、テレビを見たり、本を読んだり、ネットの世界を漂ってみたり・・・という生活でした。

 

そんなある日、「子どもと一緒に自分も寝ちゃえばどうだろう?」と思い立って、ムスメAと一緒に 21時に就寝。そして、翌朝4時に起床してみました。

 

むむっ!!

 

皆が起きてくるまで、まだ2~3時間もあるわけです。しかも、かなり頭がスッキリしているわけです! なんか、すごく良い感じなわけですっ!

 

その日から、ボクの「超早起き」習慣は始まりました。今では、中学生になったムスメAに「おやすみ」を言ってから、ムスコNと一緒にだいたい 21時に就寝し、3時に起床する、という睡眠パターンを守っています(睡眠時間は、少なくとも6時間は確保できるように努めています)。たまに暴走して、1時や2時に起きることもあります・・・。

 

 

「超早起き」のメリット

何といっても、その静寂の数時間をすべて自分のために自由に使えることです。仕事を片付けたり、仕事の準備をしたり、本を読んだり、新聞を読んだり、メールを書いたり、情報を収集したり、ブログを書いたり・・・・前の日に「やろう」と決めたことに目いっぱい取り組みます。一日の大切な活動は、この数時間に集約されています。

 

この静寂を手放したり、誰かに譲ったりすることができるかと問われれば、

「絶対に無理ですっ!!」

と 150デシベルぐらいの大声で即答します。それぐらい、ボクにとってはかけがえのない大切な時間です。

 

この数時間は、一日の起きている時間の1/5~1/6程度ですが、ボクの人生で大切と考えることの8~9割をこの時間に処理できていると思います。この数時間に朝食後の数時間を合わせた時間が最強無敵のスッキリ頭ですから、この午前中の時間が仕事の中心になります。午後は、ビールでも飲んで過ごしたいぐらいです(それでも、人生は大きく変わらないと思います)。

 

余程のことがない限り、この習慣はもう止められませんね。

 

「超早起き」のデメリット

もちろん、デメリットもあります。

 

■ 飲み会は眠い

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飲み会が中盤~終盤に差し掛かるころ、その時間帯はもう、ボクの就寝タイムなわけです。眠いのなんの。でもね、大好きなので何次会でも何時まででも付き合います。さすがに0時を過ぎるころには、意識が遠くなってきますけどね。

 

■ 胃がやられる

「超早起き」を実践し始めたころは、お茶やコーヒーを飲む程度で、何も食べずに早朝の数時間を過ごしていました。しかし、何日か経過したころ、胃が痛くて痛くてたまらなくなりました。胃に何も入れずに朝の数時間を過ごすのは、内臓にかなり負担が掛かるようです。

 

その後は、バナナを頬張ったり、ツマMが作り置きしてくれた 🍙 を食べたりしながら作業するようになり、胃がおかしくなることはなくなりました。

 

■ 午後は眠い

これも早起きの宿命といえば宿命ですが、午後はどうしても少し眠くなります。慣れてきたり仕事に没頭したりしているとそうでもないのですが、少し気を抜くと、睡魔が襲ってくる時があります。ただ、移動と運良く重なった時などは、10分でも15分でも仮眠を取れば、それだけで頭はスッキリします。

 

早朝の数時間を10~15分程度の仮眠で補えば済むわけですから、効率的といえば効率的ですね。

 

 

まとめ

育児がきっかけで偶々はじめた「超早起き」習慣ですが、10年も続けていると、もうやめられません。10年も続いているということは、それが自分の心身に合っているのでしょうし、その効果や効率を実感できている証拠なのかもしれません。

 

自分の意志で人生をコントロールし、時間を支配できていますので、「自分の人生を自分らしく生きる」ための地力もそこそこ備わってきていることでしょう(タブン)。

 

二度寝しても5時とか6時ですからね。ホント、我ながらおかしな習慣です。おかしな習慣ですが、やってみると意外にしっくりきます。是非お試しあれ。

 

 

習慣(その2): 超日記』につづく

 

 

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