敏感の彼方に

HSPエンジニアがお送りする、前のめりブローグ

有名人「仮想通貨やらない」理由ランキング|人気と信用の彼方

 

 

「下層通過」や「火葬通貨」などと揶揄されながらも国内の投資家が 100万人を超え、月に何兆円もの取引がある「仮想通貨」。

 

ビットコインの価格が 10万円前後だった1年前とは打って変わって、最近では大手紙の一面を賑わすほど有名になり、人々に認識されて社会に浸透しつつあります。

 

モノを売買する際の「通貨」としての役割はとうに消え、上下動のやたら激しい「資産」となった今も何故か「通貨」と呼ばれる中、ネット上では、参入者を増やして先行者利益を確定させたい「肯定派」と、「そうはさせじ」と相対する「否定派」との闘いが続いています。

 

肯定派は、「儲けたい」「億り人になりたい」「ギャンブルみたい」「面白い」などなど、人間本来の欲望・欲求に沿った素直な理由で参入している人が多く、その理由自体にあまり面白味はありません。

 

一方の否定派は、マクロな視点やミクロな視点、主観的な視点や客観的な視点で、あーでもないこーでもないと色々な理由・理屈をこねくり回します。人間の欲望・欲求の反対の選択をするわけですから、当然そうなりますよね。

 

そんな否定派のうち、特に有名人・著名人の「仮想通貨をやらない」理由や理屈には、深い蘊蓄や含蓄、人生観などが織り交ぜられているのではないかと思い、興味を持って集めてみることにしました。そして、筆者の独断と偏見で、それらをランキング形式で一覧にしてみました。

 

仮想通貨が大好きな方にも、仮想通貨をすでに始めている方にも、これから始めようと考えている方にも、始めるかどうか迷っている方にも、仮想通貨が大きらいな方にも、何かの参考になれば幸いです。それでは、いってみましょー!

 

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第7位:社会学者・古市憲寿氏

通貨って名前だけど、実質ギャンブルじゃないですか。通貨に成り得ていない。

これだけ乱高下する通貨なんかあり得ないはず。

フムフム。

仮想通貨のギャンブル性に対する違和感が理由ですね。ありがとうございます。

 

第6位:カンニング・竹山隆範氏

dot.asahi.com

僕はあの通貨を信用できないんですよね。

経済って、先に手を出した人が儲けて、後でその評判を聞いて買う人は儲けない仕組みでしょ。

フムフム。

「参加する人がみんな儲かるはずがない」という肌感覚・嗅覚が理由ですね。ありがとうございます。

 

第5位:米投資家バフェット(Warren Buffett)氏

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ビットコインは価値を生み出すものでないため、ビットコインを評価することはできません。そのような意味でいうと、本当のバブルでしょう。

私にはよく理解できません。ビットコインは、規制されていないですし、コントロールもできていないですし、連邦準備制度や中央銀行によって管理されているわけでもありません。私は、ビットコインを全く信用していないのです。これは、将来破滅するのではないかと思っています。

フムフム。

評価・信用し得ないモノがアンコントローラブルにバブっているだけ、という投資家ならではの視点ですね。ありがとうございます。

 

第4位:経済専門家・ぐっちー氏

dot.asahi.com

これに投資をするということは、儲かればいいやという、いわば「ねずみ講」で「儲かった、儲かった」と、はしゃいでいる人と同じことをやるわけで、ある意味、その人の人生観、倫理観の問題だと思っています。儲かるか否か、ではなく、人間としてやるかやらないか、の問題ですね。

フムフム。

そもそも価値のない「人類最大の虚構」である仮想通貨に手を出すか出さないか、という哲学的な視点ですね。ありがとうございます。

 

 

 

第3位:キングコング・西野亮廣氏

ameblo.jp

“興味がない理由”は「暗号通貨の仕組みはもう分かったし、なにより、値動きを追いかけることに時間を奪われたくない」といったところ。 

「仮想通貨の値動きを追いかける時間」と天秤にかけた時に、“僕の場合は”10対0で「モノ作り」に軍配が上がる。

フムフム。

「興味も時間もない」という、主に主観的な理由ですね。ありがとうございます。

 

www.overthesensitivity.com

 

第2位:「2ちゃんねる」開設者・西村博之(ひろゆき)氏

ビットコインは遊びの賭博なら面白いと思うけど、インサイダーや相場操縦がやり放題の市場に大切な財産を預けるのは、辞めたほうがいいと思うのですよ。真面目に税金払うとそんなに得しないし。

フムフム。

取引市場の欠陥や税制上(雑所得)の観点ですね(ご本人が仮想通貨をお持ちかどうかは不明)。ありがとうございます。

 

第1位:経済評論家・勝間和代氏

katsumakazuyo.hatenablog.com

わからないものには近づくな!

フムフム。

つまり、「分かる人なら OK」ということですね(ご本人が仮想通貨をお持ちかどうかは不明)。ありがとうございます。

 

 

有名人が仮想通貨をやらない理由

 

有名人たちの金言・格言をまとめて考えてみると、「仮想通貨をやらない」理由は、個人的な事情や投資家としての視点・信条などが中心であり、100%明確な「やらない(方がいい)」理由というのは存在しないようです。

 

ランキング第1位、第2位の方々も、「やらない」と仰っているわけではなく、「分かる人が遊び程度にやるのは OK」というスタンスですね。

 

いろいろ見てみると、やはり「仮想通貨はギャンブル」という認識が一番しっくりくるんですよね。人間の欲望や心理がまともにチャートに反映されるため、資産運用手段としては不向きです。結局、大切な財産を預けるかどうかは「賭け」の部分が大きいですし、ギャンブルだからこそ、「分からないものには近づかない」「時間がないからやらない」「興味がないからやらない」ということになりますよね。

 

というわけで、「ギャンブルのような仮想通貨をやるかやらないかは本人次第」という在り来たりの結論に落ち着いてしまいました。

 

* * *

 

仮想通貨のベースとなっているブロックチェーン技術自体は、データを分散して暗号化・管理できるため、証券の売買や登記簿の管理、医療データのやり取り、各種ソフト(映像・音楽データ)の移転、各種クーポンのポイント交換などなど、将来的には多くの応用分野が期待できますが、仮想通貨は今後どうなるんでしょう。

 

この分野に明るそうなインフルエンサーの方々の動向を眺めていると、仮想通貨の熱は少し冷めつつあり、ブロックチェーン技術(トークン発行)を利用したゲーム(異種ゲーム間のポイント融通やアイテムの売買、その値上がり益の確保等)、ICO による個人的な資金集めなどに関心が移ってきているように感じます。

 

個人的な資金集めと言えば、2017 年5月に登場して話題になった VALU(バリュー)がありますね。

valu.is

 

Twitter のフォロワ数などに基づいて、誰でも、株式に見立てた VA(Bitcoin ベース)を自由に発行し、資金を集めることができるサービスです(その点では、クラウドファンディングのようなもの)。また、VA を購入した株主(VALUER)が VA を売買取引することで、時価総額も日々変動します(その点では、トレーディングカードや人気ランキングのようなもの)。

 

まさしくインフルエンサーのために用意されたような「評価経済型」サービスですから、リリース当初は、インフルエンサーの影響もあってかなり話題になりましたが、某 YouTuber とその関係者が詐欺まがいの売り抜け行為をはたらいたことが明らかとなったり、インフルエンサーの関心が薄れたり、仮想通貨の盛り上がりで関心を奪われたり、などの紆余曲折を経て、VA 発行者の総数は、2万人前後で落ち着いてきています(歯抜けのグラフでスミマセン)。

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VA 発行者総数(ネズジロー集計)

 

これを参考にするなら、個人として資金集めを考える人は、興味本位の人も含めて、人口比で 0.1%にも満たないことになります。発行者があまり伸びないということは、取引を活性化してくれる購入者(VALUER)もあまり増えていない、ということになります。VALU が時代を先取りしすぎているのかもしれませんし、そもそも日本ではその程度の需要しかないのかもしれません。

 

同じように、ブロックチェーン技術を用いた ICO による個人的な資金集めも、非常に魅力的ではありますが、それがビジネスとして成り立つのは、まだまだ先のような気がします。果たしてどんな未来がやってくるのか、楽しみですね。

 

 

 

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